潜むものってクトゥルフ神話TRPGではどんな存在なの?

クトゥルフ神話TRPG

クトゥルフ神話TRPGには潜むものという生物がいますが、どんな生物なのかわかりずらいですよね。

ここでいう潜むものはクトゥルフ神話TRPGの神話生物を指します。

私はクトゥルフ神話TRPGで他の神話生物をシナリオに登場させていましたが、潜むものは一般人に偽装した神話生物としてよく取り入れていました。

このページでは潜むものとその特徴、ステータスについて解説します。

潜むものって何?

潜むものとはラムジー・キャンベル作「Dweller in the Depths」に収録されている神話生物です。

この神話生物は社会に紛れ込むことができます。

その特徴から人間に成りすました状態で遭遇することが多いです。

人間に化けるエネミーをシナリオに使いたい人におすすめの神話生物です。

潜むものの特徴

潜むものには以下の特徴があります。

  • 人間に見せかける
  • 生き血をすする
  • イドラに仕えている

それでは一つずつ説明していきます。

人間に見せかける

1つ目の特徴は人間社会に紛れ込むことです。

なぜなら、潜むものの一部は人間のように見えるからです。

もし、その状態で遭遇すると正気度チェックを行います。

その人間の幻を作り出している間、歩く妖蛆はその人間から栄養を摂取しています。

そして、歩く妖蛆がその人間から栄養を吸い尽くした場合、最大で6日間その人間に化け続けることができます。

人間に見せかけるエネミーを登場させたいなら潜むものをおすすめします。

生き血をすする

2つ目の特徴は犠牲者を精神的に操ることです。

なぜなら、活動するために4日ごとに2ポイントを摂取するからです

8日以上血を吸わないとその神話生物にデバフがかかり、1日経過するごとに2ポイントのダメージを受けます。

探索者の血を吸うなら潜むものがおすすめです。

イドラに仕えている

3つ目の特徴はイドラを崇拝していることです。

なぜなら、イドラと感覚を共有しているからです。

あるシナリオでは、イドラが登場した際に複数の潜むものが登場していました。

イドラに関するシナリオに登場させたいなら潜むものをおすすめします。

潜むもののステータス

潜むもののステータスは以下の通りです。

能力値:ロールor数値:平均
STR:(4d6+2)×5:80
CON:(4d6+3)×5:85
SIZ:(2d6+8)×5:75
INT:(3d6+4)×5:70~75
POW:3d6×5:50~55
DEX:(4d6+2)×5:80
移動:9
耐久力:16
装甲:なし
   犠牲者から6ポイント吸収するごとに1ポイントの一時的に耐久力を得る
正気度喪失:0/1d6:人間のような潜むものと遭遇したとき
      1/1d6+2:人間じゃない潜むものと遭遇したとき

新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編より抜粋

潜むものは探索者の血を吸って耐久力を回復するので、長期戦に持ち込まれると苦戦します。

そのため、何らかの対策をしなければ為す術がないまま死亡する可能性があります。

まとめ

クトゥルフのシナリオで人間の血を吸うエネミーを登場させたいなら潜むものがおすすめです。

ただし、潜むものはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神話生物を一つです。

クトゥルフの神話生物について知りたいなら新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編というサプリメントが必要です。

そのサプリメントについて知りたい方はこちらの記事でまとめています。

また今回の記事を書く際に参考にした、おすすめの書籍は以下のページで手に入れることができます。

この記事を書いた人
りつか

はじめまして!
雑貨店セイランでシナリオライターとして活動している【りつか】と申します。

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