今回の記事はこんな方におすすめの記事です。
- クトゥルフ神話TRPGに登場するヒプノスはどんな神なのかわからない
- ヒプノスをオリジナルシナリオに使いたい
ヒプノスは睡眠を司る旧き神です。
しかし、ヒプノスって実際どんな神格なのかわかりませんよね。
そこで、今回はヒプノスについて紹介します。
この記事では以下のことがわかります。
- ヒプノスってどんな神格なの?
- ヒプノスをシナリオで使うならどう使うの?
私はクトゥルフ神話TRPGのシナリオを書いており、コミックマーケットやゲームマーケットにシナリオを出品しています。今回の記事はシナリオライターの視点から「クトゥルフ神話TRPGマレウス・モンストロルム」に基づいた情報をもとに、独自の視点と解釈を取り入れています。あらかじめ、ご理解した上でお楽しみください。
ヒプノスってどんな神格?

ヒプノスは、クトゥルフ神話に登場する神格です。
ギリシャ神話やローマ神話にも睡眠の神として登場する名前ですが、クトゥルフ神話では「旧き神」と呼ばれる存在の一つとされています。
ヒプノスは「夢」に深く関わる神格であり、地球上の夢の世界「ドリームランド」を管理していると考えられています。
また、人々が眠っている間に無意識に放つエネルギーや、夢の力によって存在を保っているため、人間の集合的な意識が作り出した存在とも解釈されています。
ヒプノスは人間の姿で現れることもありますが、その本当の姿は見る者によって異なり、見た人の内なる恐怖を映し出すように不気味に変化し続けると言われています。
ヒプノスに遭遇するのは、主に夢の中やドリームランドに関連する場面です。
さらに、招来の儀式を行えば、現実世界に呼び出すこともできるとされています。
ただし、運の悪い人は、ヒプノスを崇拝する秘密結社に捕まり、夢の世界を探索するための「エネルギー源」として利用されてしまうこともあります。
ヒプノスを崇拝するカルトは古くから存在しており、現代では天使や精霊のような存在として扱われることもあります。
ほとんどのカルトは短期間で消滅します。
けれども、「眠りの子ら」と呼ばれるグループは古代ローマ時代から続いていると主張し、夢の世界への旅や特別な知識を得るための儀式を守り続けていると言われています。
ヒプノスは、目をつけた「夢見る人」の心や体に変化を与える力を持っています。
その変化は良い場合も悪い場合もあります。
具体例をあげると、以下の通りです。
- 対象者の能力を大幅に強化したり弱体化させる
- 猫や鳥といった別の姿に変えてしまう(一時的な場合も、ドリームランド内では永久的な場合もある)
- 知識を授けたり、逆に記憶や知識を奪い取る
以上から、ヒプノスは夢を通じて人々に影響を与え、時には助け、時には恐怖をもたらす、両面性を持った神として描かれています。
ヒプノスは、夢の世界を支配し、人間の無意識と深く結びついた神格です。
ヒプノスをシナリオに活かす3つの方法

個人的にシナリオに活用する際のアイデアを3つ紹介します。
- 夢と現実が混ざる恐怖として登場させる
- 探索者に影響を与える神として登場させる
- 二面性を持つ神格として登場させる
それでは、一つずつ紹介します。
夢と現実が混ざる恐怖として登場させる
ヒプノスをシナリオに組み込むことで、夢と現実の境界を曖昧にする演出が容易になります。
この神格は、夢見る者の心身に変化をもたらす能力を持っているため、「今いる場所が夢なのか現実なのか」という探索者の不安を絶えず煽り続けることが可能です。
例えば、探索者が調査中に眠りに落ち、目覚めたと思っても実はまだ夢の中だった、という展開を繰り返すことで、探索者の判断力を揺さぶります。
さらに、夢の中で負った傷や受けた変化が現実世界にも影響を及ぼすという演出を加えることで、恐怖を生み出せます。
夢の持つ不確実性を最大限に利用することが、探索者に心理的な恐怖を与えやすくなります。
探索者に影響を与える神として登場させる
ヒプノスは、探索者の成長や呪いといった形でシナリオに大きな影響を与える要素として活用できます。
なぜなら、この神格が対象の能力や姿を変化させる力を持っているからです。
この能力をシナリオに取り入れることで探索者のステータスに直接作用するイベントを作ることができます。
例えば、以下のような展開が考えられます。
ヒプノスとの取引により、探索者は夢の中限定で使える特殊な知識や能力を得るかもしれません。あるいは、現実世界で動物の姿に変えられてしまい、元の姿に戻るために行動するかもしれません。
探索者の変化を核とした、記憶に残る個性的なシナリオを構築できるでしょう。
二面性を持つ神格として登場させる
ヒプノスは、「助けてくれることもあるけれど、危険な存在にもなりうる」という二面性を持つ神格として登場させることができます。
なぜなら、人の眠っている状態から力を引き出して、知識を授ける一方で、その知識や記憶を奪ってしまう可能性も秘めているからです。
たとえば、この神格を登場させることで以下の展開が考えられます。
主人公たちが困り果てたとき、ヒプノスが夢の中に現れた。ヒプノスは探索者に助言をする代わりに、記憶や能力の一部を要求する取引を提案した。探索者は「その提案を断る」「その提案を受けて助言をもらう」という選択を迫られます。
このように、完全な味方でも敵でもない中立的な神格として描くのがおすすめです。
ヒプノスは、主人公の行動や選択によって関係性が変化していくNPCとして登場させるのがおすすめです。
終わりに
睡眠に関する神格に登場させたいならヒプノスがおすすめです。
ただし、ヒプノスはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格の一つです。
クトゥルフの神格について知りたいなら新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.2 神格編というサプリメントが必要です。
そのサプリメントについて知りたい方はこちらの記事でまとめています。






