クトゥルフ神話TRPGにはイダヤーという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうイダヤーはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、イダヤーは宇宙に関する知識を持っている邪神としてシナリオに取り入れていました。
このページではイダヤーとそのカルト、能力について解説します。
イダヤーってどんな神格?
イダヤーとはクトゥルフ神話に登場するグレード・オールド・ワンです。
この神格は、ガタノソアという神格を産み、その近くに棲んでいると考えられています。
この神格は地球にあまり来ることはありません。
その理由は、クトゥルフと結ばれ、星と本質的に結びついているからです。
この神格は、宇宙の物質をのみ込んで下級の存在をむさぼり食ってきたとされます。
ガタノソアやクトゥルフに関する神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
イダヤーはどこで遭遇するの?
この神格と接触することは地球ではまれです。
その代わりにカルトの関わりや魔法の本で知ることが多いです。
もし接触したら、地面がひび割れ、白い液体が出てきて触手が現れます。
この神格の一部が現れ、崇拝者に触れ、生け贄を受け入れるかもしれません。
しかし、人間は不自然な物質に触れた場合、即死する危険があります。
また、この神格は蟲のような姿で現れたり、地面から飛び出したり、星から降りてきたりするかもしれない。
イダヤーとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
イダヤーのカルトってどんなの?
この神格は、ゾスの着の民に崇拝されているが、異界の多くの文化でも、この神格の絶大な力が畏れられています。
ミ=ゴは、この神格をシュブ=ニグラスの化身と見なして研究してきたが、その代償が大きかった。
地球には人間のカルトは存在しないが、一部の人々がクトゥルフの妻であり、星の母として崇拝する可能性があります。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
イダヤーの能力
イダヤーの能力については以下の2つです。
- 宇宙の英知
- 創造
それぞれ説明します。
宇宙の英知
この神格を見ると、その人は宇宙のことをよく知ることができることがあります。
人間や異星人の天文学者が星を観察しているとき、ついつい「ゾス」というものを見てしまい、イダーヤーが表している宇宙の真実を偶然見ることができるかもしれません。
このような経験をすると、〈クトゥルフ神話〉というものを1d10+2ポイント手に入れることができます。
しかし、同時に1d6/2d6+2ポイントの正気度を失うことにもなります。
それ以外にも、その人の性格に変化が起こることがあるかもしれません。
創造
この神格は白い粘液を出すことがあります。
普通は数時間で乾いて消えますが、その粘液に触れたり、この神格に食べられた場合、幸運な判定に失敗すると、触れた体の一部または全身が変わってしまうことがあります。
一部が変わる場合には、手が変わってしまって、触手やかぎ爪のようになることがあります。
全身が変わる場合には、犠牲者はゼリーのような物質を分泌し、その物質は硬くなって、外皮や繭になってしまうことがあります。
そして、その外皮はひび割れていき、完全に怪物になった犠牲者がその中から現れることがあります。
その怪物は、食屍鬼や星の吸血鬼やガストのような、怖い存在になることがあります。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
粘液を出す神格に登場させたいならイダヤーがおすすめです。
ただし、イダヤーはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格の一つです。
クトゥルフの神格について知りたいなら新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.2 神格編というサプリメントが必要です。
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