クトゥルフ神話TRPGには黄衣の王という神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいう黄衣の王はクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
黄衣の王とは、カルコサを統治するハスターの化身です。
このページでは黄衣の王とそのカルト、能力について解説します。
黄衣の王ってどんな神格?
黄衣の王とはクトゥルフ神話に登場するハスターの化身です。
この化身は古代エジプトのカルトで、この化身については見解が異なります。
多くの人はこの化身が「黄衣の王」という名前の主要な化身であると信じていますが、計画として見る者もいます。
この化身の姿は黄色を基調としており、独特で奇妙な存在です。
この化身はカルコサという場所に現れることもあり、その姿は時に変わります。
カルコサとは、王が統治する都市で、この化身の状況によって盛衰します。
カルコサは夢の中に現れたり、別の場所に存在することもあります。
この化身の信者たちは地球上でカルコテの塔と街並みを作り、カルコサの広がりを実現しようとしています。
この化身の計画は「カルコサ」を広めることで、退廃やけがれを広げることになります。
カルコサの街が現実世界に影響を与え、混乱をもたらす可能性があるようです。
この化身が現れると、そこにはけがれが広がると言われています。
カルコサを舞台にしたシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
黄衣の王はどこで遭遇するの?
この化身と出会うことは、ささいなことから始まります。
その人の生活や周りの状況に徐々にけがれが現れ、次第に大きく影響力を持つようになります。
このけがれが根を下ろすと、その人は黄衣の王やカルコサの考え方に変わっていきます。
カルティストたちは個人で活動することもあれば、グループで活動することもあります。
彼らは自分たちの信仰を広め、他の人を影響下に置こうとします。
王の存在やカルコサに関する話を広めたり、知り合いを巻き込んだりして、その知識に夢中になります。
心を奪われた者は、王の前に連れて行かれるか、王が訪れます。
彼らは最後の啓示を受け取り、ほとんどの場合、カルコサにとどまるか、王に仕えることを選びます。
彼らは王に忠誠を誓い、カルコサを具現化するために働き、王の領域を広げることに専念します。
黄衣の王との遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
黄衣の王のカルトってどんなの?
地球では、このカルトは、似た考えを持つ人々や高い知性を持つ人たちの小さな集団があります。
これらの人々は自由奔放な生活や芸術に魅了されることが多いです。
彼らはこの化身を理想的な存在と信じ、カルコサが永遠の黄金時代をもたらすと考えています。
しかし、中には自己中心的な者や伝道者もおり、黄衣の王を利用して自分に利益を得ようとする人もいます。
たとえば、偶然に『黄衣の王』という戯曲の台本に出会ったり、知り合いから借りたりすることで起こります。
この台本には秘密が隠されていて、王の威厳や美しさを理解する者に将来の可能性を示すと言われています。
台本に書かれた言葉は、残酷な美を感じさせ、読者を芸術の高みへと鼓舞するものです。
そして、人間の体験を超える意味を持つものとも言われています。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
黄衣の王の能力
黄衣の王の主な能力については以下の2つです。
- 黄衣の王の凝視
- カルコサの種子
それぞれ説明します。
黄衣の王の凝視
この化身が直接見つめられることで恐怖の発作を引き起こします。
この化身が対象を見つめる間、対象は1ラウンドに1d6の正気度ポイントを失います。
POWロールのイクストリーム成功した探索者は、この化身の凝視を避けることができるかもしれません。
カルコサの種子
この力は、特定の受け手に対象とされ、カルコサの壮大さを見せる幻覚を見せ、カルコサを訪れたいという欲望を植え付けます。
この効果を打ち消すにはPOWロールのハード成功が必要です。
その判定に失敗すると、カルコサを見つけようと執着してしまいます。
時間が経つと影響を受けた人は徐々に正気を失い、奇妙な仮面のような容姿に変わっていきます。
最終的には、全ての正気度を失い、カルコサへと呼ばれ、自らの人間らしさを失って別の存在になってしまいます。
この力に触れた者を取り戻すには、魔術やクトゥルフ神話の存在の介入が必要とされるでしょう。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
カルコサを舞台にしたシナリオに登場させたいなら黄衣の王がおすすめです。
ただし、黄衣の王はあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
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