クトゥルフ神話TRPGにはイドラという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうイドラはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、イドラは潜むものに関する邪神としてよく取り入れていました。
このページではイドラとそのカルト、能力について解説します。
イドラってどんな神格?
イドラとはクトゥルフ神話に登場するグレート・オールド・ワンです。
この神格は、地球に最初の生命が現れてからずっと存在していると言われています。
この神格は自らを分割して自由にさせ、それぞれは別の独立した姿(化身)を取っています。
しかし、こうした断片はさまざまなやり方で心霊的なつながりを維持しており、巨大な意識を共有しています。
これにより、常に進化と変化を続けており、今では人間に溶け込み、影響を与えやすくするために人間の姿を取っています。
この存在は常に新鮮な遺伝子を取り込む必要があります。
飢えたこの神格の一部はしなびて崩壊し、不活性の原形質の液だまりとなります。
この神格は、一部の者にとってシュブ=ニグラスに匹敵する存在で、地母神のように見なされ、奇怪な怪物を生み出すことができます。
一方で、ほかの者にとっては病のようなもので、常に何かを食らっており、地球にある物質を取り込んでは自分の意思に合わせて再構築しています。
人間社会に溶け込む神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
イドラはどこで遭遇するの?
イドラに影響を受けた人たちやカルティストに出会ったら、最初に会ったときはそれほど脅威ではないかもしれません。
だが、時間が経つにつれて、怖い手がかりを見つけたり、イドラの存在を感じたりすることがあります。
だんだん物語が進むにつれ、探索者たちは、恐ろしい秘密や痕跡を見つけるかもしれません。
その痕跡は、世界中のどこかに隠されているかもしれません。
この神格は、ずっと昔から存在しており、今でも人々に影響を与えているのです。
イドラとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
イドラのカルトってどんなの?
この神格は長い時間、地球で活動しているので、色々な姿を持つ神格を崇拝するグループやカルトがあります。
世界中にはたくさんのカルトがあるが、大きな組織になっているものはなく、ほかのグループを知らないことが多いです。
この神格を信仰する人たちは、長生きの恩恵を受けることがあります。
彼らは吸血鬼の伝説のルーツかもしれない、牙を生やした姿をしている人たちが多いと、研究者たちは言っています。
この神格を信じる選ばれた人たちは、病気や怪我、そして死に抵抗できると信じられています。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
イドラの能力
イドラの能力については以下の3つです。
- 吸収
- 分裂と変化
- 潜むもの
それぞれ説明します。
吸収
生き物を食べることで、この神格はその生き物の外見や記憶を手に入れます。
そして、自分が食べたものを元に、自分で新しい生き物を作ることができます。
作ったものは、元の生き物と同じだったり、ちょっと違ったり、全然違ったりすることがあります。
けれども、作った生き物や人間は、この神格の考え方を持っています。
この神格は、遺伝子を食べることができなければ、作ったものは腐り、液体になってしまいます。
分裂と変化
イドラは、自分が今まで食べたものを元に、自分の姿を自由に変えることができます。
そのため、あらゆる生き物の形に変身することができます。
イドラは、自分が作りたい姿を選んだり、いろんな生き物を混ぜたりすることができます。
潜むもの
生き物を食べることで、「潜むもの」という神話生物を作ることができます。
潜むものは人間社会に溶け込む吸血鬼のような怪物であり、この神格に仕えています。
潜むものについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
まとめ
潜むものに関するシナリオに登場させたいならイドラがおすすめです。
ただし、イドラはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神話生物を一つです。
クトゥルフの神話生物について知りたいなら新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.2 神格編というサプリメントが必要です。
そのサプリメントについて知りたい方はこちらの記事でまとめています。