クトゥルフ神話TRPGにはトゥールスチャという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうトゥールスチャはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、トゥールスチャは人に憑依する邪神としてよく取り入れていました。
このページではトゥールスチャとそのカルト、能力について解説します。
トゥールスチャってどんな神格?
トゥールスチャとはクトゥルフ神話に登場する外なる神です。
この神格は緑がかった青色で燃える生きた炎でできた存在です。
シナリオによっては炎の柱として現れたり、直径3mから6mの火球として現れることがあります。
この神格は眠れるアザトースの周囲で踊る緑の炎であるとされ、幻想的な炎の軌跡は天球の音楽と結びついているかもしれません。
また、アザトースの目覚めを妨げるための魔術をその音楽の要素で織り成す可能性があります。
しかし、この神格とクトゥグアとの関係性については不明です。
この神格は死と腐敗を食らい、力を獲得しているようです。
炎の神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
トゥールスチャはどこで遭遇するの?
この神格に出会うことは珍しく、多くの場合は外なる神の破片に憑依された人と会うことが多いです。
この破片に憑依された人は異なるカルトを結び、共同体に崇拝を広めたり、ほかの人にとりついたりします。
また、この神格を崇拝する食屍鬼はほかの眷属と対立している場合があり、その活動が人間の目に留まることもあるかもしれません。
さらに、魔術師や魔女は、この神格に関連する道具や書物を持っており、この神格にまつわる魔法や伝承を学んでいます。
トゥールスチャとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
トゥールスチャのカルトってどんなの?
この神格を崇拝する人たちが存在し、彼らは地下で集まって秘密の儀式を行っています。
その中でほんのわずかな人たちが、この神格についての知恵を得るために研究しています。
一部の食屍鬼たちは、この神格に敬意を払って、生け贄をささげることがあります。
その他にも世界中にはトゥールスチャを信仰する独立したグループが存在すると考えられています。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
トゥールスチャの能力
トゥールスチャの主な能力については以下の3つです。
- 魅了する炎
- 猛毒
- 憑依
それぞれ説明します。
魅了する炎
この神格の前にいる人がハードのPOWロールの判定を行います。
失敗すると、絶えず動き続ける炎に心を奪われて魅了され、行動ができなくなる。
この効果は、この神格が去るか、犠牲者が1ポイント以上のダメージを受けて正気を取り戻すまで続きます。
そのため、この能力をうけた探索者は為す術がなく、この神格に倒されるかもしれません。
猛毒
この神格は魔法を使って、有毒なガスを放出することができます。
このガスは、1MPを消費することで、 5m以内の地球の生命に1d4ポイントのダメージを与えます。
このガスはすぐに消えるので、長くは続きません。
しかし、追加の魔法ポイントを使って、ガスの範囲を広げたり、持続時間を延ばすことができます。
猛毒
この神格は炎の触手を伸ばし、50m以上離れた生き物に破片を打ち込むことができます。
その破片を打ち込まれると憑依され、憑依は永久的に続くか、この神格が望む限り続きます。
憑依された人間は腐って骸骨になり、目も焼かれて空の眼窩になります。
その人間はこの神格に奉仕することができるが、目を隠さなければなりません。
その人間が腐敗してしまった場合、破片は新しい宿主を探す必要があります。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
まとめ
炎と猛毒を扱う神格を登場させたいならトゥールスチャがおすすめです。
ただし、トゥールスチャはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
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