本作は、「平野累次」「冒険支援株式会社」「株式会社新紀元社」が権利を有する『バディサスペンスTRPGフタリソウサ 』の二次創作物です。
(C)平野累次/冒険支援株式会社/新紀元社
予めご理解ください
1:はじめに
このシナリオは、Role & Roll Books の『バディサスペンスTRPG フタリソウサ』で遊ぶためのシナリオです。
『バディサスペンスTRPG フタリソウサ』
著者:平野累次/冒険企画局
イラスト:うらは
定価:本体1,700円(税別)
新書版 256ページ
発売日:2019年3月5日
発行:新紀元社 ISBN:978-4-7753-1701-3
『バディサスペンスTRPGフタリソウサ』公式サイト
http://www.bouken.jp/pd/2s/
・ 推定プレイ時間:1時間
・知ってたカード:1枚
・開始時点「捜査困難レベル」:1
(難易度の調整としてGM判断で2から開始も可)
このシナリオは無料公開しているものであり、自由にセッションを開いて頂いて構いません。
ただし、自作発言はご遠慮いただき、募集の際などは雑貨店セイランのシナリオだと明記頂けましたら幸いです。
個人でのセッションを目的とした改変やシナリオの改造も問題ありませんが、その場合でも原作が当シナリオであることを必ず伝えて頂くようお願い申し上げます。
詳しいことを知りたい方は「使用ガイドライン」をご覧ください。
2:登場人物
・鴨川 葱男
22歳の男性で今回の依頼人。
連絡が取れない鷺下を探して欲しいと依頼した。
鷺下は投資セミナーで知り合った。
鷺下に3000万円を渡し、資産運用を任せていた。
・鷺下 愚連
24歳の男性で投資家である。
鴨川に3000万円を受け取って資産運用しているが、ある時から連絡がとれず行方がわからない。
3:知ってたカード
キーワード
①偽物
②複数の名前と口座を持っている
③田原勝彦
④ポンジスキー厶という手法でだまし取
知ってたカード
鷺下愚連は「①」だった。
振り込んだ口座から辿っていくと彼は「②」ことがわかった。
そこから調べた結果、彼の正体は「③」だった。
「③」はソーシャルメディアを使って、鴨川葱男の他に『④』っていた。
「③」はを鴨川葱男のお金を『④』るために今回の事件を起こした。
4:事件発生フェイズ
PCたちは、鴨川 葱男のお金の行方を調査しています。
鴨川葱男から「鷺下を探してほしい」「彼に3000万円を預けて資産運用してもらっている」「始めは配当金をもらっていたが、ある時を境に連絡がこなくなり、配当金ぱったりなくなってしまった」と聞きます。
探偵PCは、鴨川 葱男の発言や投資先について調査していき、いくつか気になったことがいくつかあります。
このタイミングで、GMは「知ってたカード(1)」を渡し、初動捜査を行います。
使用する技能は「情報」です。手に入るキーワードは「1」です。
・「捜査困難レベル」は「1」です。
5:捜査フェイズ
フタリソウサシーン キーワード4を調査した場合
このキーワードはキーワード2を獲得している場合のみ獲得できます。
このフタリソウサシーンが開始されると、PC達は鷺下の口座やソーシャルメディアを調べると、
ポンジスキームを使ってだまし取っていたことがわかりました。
ポンジスキームとは「被害者から集めたお金を資産運用して還元する」と言いながら実際には運用せず、最終的に資金を持ち逃げする詐欺のことです。
彼ははじめは被害者から10万円を受け取り、そのお金を運用せず、配当金としてその10%である1万円ずつ被害者に還元していました。
その後、被害者から受け取った額が増えていくとその10%を配当金として支払っていました。
その後、被害者から3000万円以上受け取るとそのアカウントを解約し、お金だけを引き出して被害者から姿を消しました。
重要キーワードである『 ポンジスキー厶という手法でだまし取』を獲得します。
6:真相フェイズ
「犯人はお前だ!」で犯人を指定した場合、その犯人を現行犯逮捕できます。
犯人
田原勝彦
真相
彼の動機はお金です。
彼はソーシャルゲームの課金で多額の借金があり、その借金を返すために彼は鴨川 葱男に儲かる投資法とデマを流し、ポンジスキームという手法でお金を騙し取ること考えました。
その後、彼は名前を に変えて別の被害者に同じ手法で騙し取るために姿を暗ましました。
そこで、彼は鴨川 葱男からお金を騙し取るために今回の事件を起こした。
7:終了フェイズ
この事件が迷宮入りした場合、田原勝彦はお金を手に入れたあと、すぐにカタールに高跳びして逃げられてしまいます。
事件を解決した場合、田原勝彦は警察に逮捕されます。
PC達は探偵として、また少し知名度が上がりました。
GMは、PC達のその後をPLと共に演出してください。
お疲れ様でした。