ゾ＝カラルはクトゥルフではどんな神格なの？【初心者向け】

今回の記事はこんな方におすすめの記事です。

ゾ＝カラルは高身長で痩せ型、真っ白な肌と髪、黒い瞳をしている神格です。

しかし、ゾ＝カラルって実際どんな神格なのかわかりませんよね。

そこで、今回はゾ＝カラルについて紹介します。

この記事では以下のことがわかります。

ゾ＝カラルってどんな神格？

この神格とはサンディ・ピーターセン「クトゥルフ神話図説』に収録されている大いなるものです。

この神格は誕生と死を司り、地球のドリームランドに住むすべての存在の生涯を記録し、管理しています。

この神格の外見は背が高く、ほっそりとした姿であり、肌と髪は骨のように白く、目は黒一色。黒しゅすのローブを着ています。

この神格は相手をシェイドという生物に変える力を持ち、常にシェイドを一体以上連れて旅しています。

また、他の能力は定命者の未来、特に死に関連する質問にのみ答えられるが、法外な代償を求められます。

この神格は冷酷で孤高な性格ゆえに人間を避ける傾向があります。

そのため、かつてサルナスの主神だった頃と比べ現在はほとんど崇拝されていません。

シナリオではどう使うの？

個人的にゾ＝カラルをシナリオに活用する際のアイデアを３つ紹介します。

それぞれ説明します。

死に関連する予言者として

探索者たちが運命や死に関する謎を解くシナリオに登場させたいならこの神格がおすすめです。

この神格の助言を求める代償として探索者たちが危険な選択を迫られる展開にすることで、シナリオに緊張感を加えることができます。

たとえば、探索者たちは不治の病にかかっており、この神格の助言によってのみ運命を変える方法が見つかります。

しかし、この神格に近づくためには、何らかの犠牲を払わなければならず、その結果、探索者の一人がシェイドにされる可能性があります。

これにより、探索者たちは選択の重さを実感しながら物語が進行します。

このように、この神格が誕生と死を司る神として登場するシナリオは、運命や死に関する謎を解明する過程で、探索者に緊張感とドラマを提供することができます。

過去と未来の管理者として

探索者たちを過去や未来に干渉するシナリオに登場させるなら、この神格を採用しましょう。

この神格を採用することで、探索者たちは過去の出来事を修正する展開が作りやすくなります。

時間に関連する選択や代償が物語に緊迫感を加え、探索者の決断がストーリーに重大な影響を及ぼします。

例えば、探索者たちは過去の重大な事件を修正しようとしますが、そのためにはこの神格の許可が必要です。

この神格はその代償として、探索者たちに誰かの未来を犠牲にするという難しい選択を迫られます。

この選択が探索者たちに大きな葛藤をもたらし、ストーリーに深いドラマを加えます。

この神格を過去や未来に干渉するシナリオで登場させることで、時間に関する深い選択と緊迫感を探索者に提供することができます。

忘れ去られた神として

この神格がかつて崇拝されていた神である設定を利用して、探索者たちがこの神格のカルトの残党や信者と対峙するシナリオを作ることができます。

この神格のカルトが復活し、誕生と死を操ろうとする計画を進めているという設定を採用することで、探索者たちはその計画を阻止するために奮闘するストーリーが展開できます。

この設定は、探索者たちに緊迫感と目的を持たせることができます。

たとえば、探索者たちはこの神格のカルトが復活し、神の力を再び引き出そうとする陰謀を発見します。

カルトの残党や信者と対峙し、彼らの計画を阻止するために、探索者たちはさまざまな困難に立ち向かう必要があります。

この展開は、探索者たちに挑戦と達成感を提供します。

この神格がかつて崇拝されていた神である設定を活かすことで、探索者たちがこの神格のカルトと関わりながら、彼らの計画を阻止する緊迫したシナリオを作成できます。

以上でゾ＝カラルについての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。

終わりに

生と死を司る神格に登場させたいならゾ＝カラルがおすすめです。

ただし、ゾ＝カラルはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格の一つです。

クトゥルフの神話生物について知りたいならクトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルムというサプリメントが必要です。

そのサプリメントについて知りたい方はこちらの記事でまとめています。