クトゥルフ神話TRPGには這うものという生物がいますが、どんな生物なのかわかりずらいですよね。
ここでいう這うものはクトゥルフ神話TRPGの神話生物を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神話生物をシナリオに登場させていましたが、這うものは蟲っぽい神話生物としてよく取り入れていました。
このページでは這うものとその特徴、ステータスについて解説します。
這うものって何?
這うものとはH・P・ラブクラフト作「魔宴」に登場した神話生物です。
この神話生物は蟲の集合体がヒト型の塊に形作られたものです。
この神話生物は死亡した魔術師の精神がその死体の消化している蟲たちに作用することによって創造されます。
蟲のエネミーに使いたい人におすすめの神話生物です。
這うものの特徴
這うものには以下の特徴があります。
- 魔法が使える
- 話すことができない
- 虫になって分離する
それでは一つずつ説明していきます。
魔法が使える
1つ目の特徴はクトゥルフ神話の呪文を扱えることです。
なぜなら、この神話生物は1d10の呪文を知っているからです。
実際にあるシナリオにはこの神話生物が支配という呪文を使い、探索者を操っていました。
呪文を使うエネミーを登場させたいなら這うものをおすすめします。
話すことができない
2つ目の特徴は話すことができないことです。
なぜなら、この神話生物は会話するための口を持っていないからです。
この神話生物を会話することはできませんが、筆談や魔術で作られた声でコミュニケーションをすることがあります。
言葉を使わないエネミーを登場させたいなら這うものをおすすめします。
虫になって分離する
3つ目の特徴は体を分解することです。
なぜなら、この神話生物は多数の蟲で構成しているからです
この神話生物は危険を察知すると、すぐにばらばらの蟲の塊となって逃げる特性があります。
そのため、この神話生物へのダメージを最小限に抑えれてしまいます。
蟲で構成された神話生物を使いたいなら這うものがおすすめです。
這うもののステータス
這うもののステータスは以下の通りです。
能力値:ロールor数値:平均
新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編より抜粋
STR:(1d6+6)×5:45~50
CON:4d6×5:70
SIZ:(2d6+6)×5:65
INT:4d6×5:70
POW:(4d6+6)×5:100
DEX:2d6×5:35
移動:8
耐久力:13
装甲:なし
通常の武器は1ポイントのダメージしか与えない
弾丸は1ポイントしかダメージを与えず、ショットガンは最小のダメージしか与えない。
炎、電気、毒性の化学物質による攻撃は這うものが逃げる手段を見つけることができなかった場合、完全なダメージを与える(毎ラウンド1d6ポイントほどだろう)。
正気度喪失:1d3/2d6
這うものは分解してダメージを最小限に抑えてしまうので、長期戦になりやすいです。
火炎放射器を使って焼け野原にすれば、この神話生物の逃げ場所を失くしダメージを与えることができます。
もし、遭遇した場合、火や電気などの武器を使って攻撃するか、複数人で戦うことをおすすめします。
まとめ
蟲で構成されたエネミーを登場させたいなら這うものがおすすめです。
ただし、這うものはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神話生物を一つです。
クトゥルフの神話生物について知りたいなら新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編というサプリメントが必要です。
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