クトゥルフ神話TRPGで出てくる空鬼はどんな神話生物なの？

今回は以下の悩みを持っている方向けの記事です。

「クトゥルフ神話TRPGでよく聞く空鬼（次元をさまようもの）ってなんですか。ここでいう空鬼（次元をさまようもの）とはクトゥルフ神話TRPGに出てくる神話生物のことを指します。また、この神話生物はどんな特徴や攻撃方法をあるのか知りたいです」

このページではこのような質問に答えます。

本記事の内容は

空鬼（次元をさまようもの）って何？
空鬼（次元をさまようもの）の特徴
空鬼（次元をさまようもの）のステータス

この記事を書いている私はTRPG経験は3年ほど。
実際にオリジナルシナリオで空鬼を登場させたことがあります。
今回の記事は参考資料と自身の経験を基に書いていますので、予めご了承してください。

空鬼（次元をさまようもの）って何？
空鬼（次元をさまようもの）の特徴
1. 次元を移動することができる
2. 神々やグレードオールドワンに仕えている
空鬼（次元をさまようもの）のステータス
まとめ

空鬼（次元をさまようもの）って何？

空鬼とはH・P・ラヴクラフトとヘーゼル・ヒールド著『博物館の恐怖』に登場した独立種族の神話生物です。

この神話生物はその名の通りに1つの惑星にとどまらず、次元を移動しながら生きている生物です。

この神話生物がシナリオに登場する場合は、魔術師や他の神話生物に召喚されて登場することが多いです。

実際にあるシナリオでは、探索中に空鬼と遭遇して探索者が戦っていました。

ミーゴや深きものどもよりは登場回数は少ないですが、シナリオに登場すると強力なエネミーとして登場します。

強力なエネミーをシナリオに登場させたい人におすすめしませんが、探索者でも倒せる神話生物を登場させたい人にはおすすめの神話生物です。

空鬼（次元をさまようもの）の特徴

空鬼（次元をさまようもの）には以下の特徴があります。

次元を移動することができる
神々やグレードオールドワンに仕えている

それでは一つずつ説明していきます。

次元を移動することができる

空鬼（次元をさまようもの）の1つ目の特徴は次元を移動することができることです。

なぜなら、この神話生物は次元間旅行ができるからです。

次元間旅行とは、現在いる次元からほかの次元に移動することです。

この神話生物が次元間旅行するとき、探索者を持ち去ることがあります。

空鬼と一緒にほかの次元に移動することができますが、その探索者が二度と見つかる事はありません。

次元間旅行についてのシナリオで登場させたい人にはおすすめの神話生物です。

神々やグレードオールドワンに仕えている

この神話生物は神々やグレードオールドワンに仕えていることがあります。

しかし、今の所どの神格に仕えているのか、神格に仕えている理由や目的は謎のままです。

実際にあるシナリオではニャルラトホテプによって招来された空鬼と遭遇しました。

黒幕に神々やグレードオールドワンで、その使い魔の神話生物を探しているなら空鬼をおすすめします。

空鬼（次元をさまようもの）のステータス

空鬼（次元をさまようもの）のステータスは以下の通りです。

能力値:ロールor数値
STR:(2d6+12)×５
CON:(3d6+6)×５
SIZ:(2d6+12)×５
INT:2d6×５
POW:3d6×５
DEX:3d6×５
移動：7
耐久力:17
装甲：3ポイントの厚い皮
正気度喪失：0/1d10
新クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2020 (ログインテーブルトークRPGシリーズ)より抜粋

空鬼はSTRとSIZが高く、戦闘に強く、DEXも個体によって探索者を追いついてしまいます。
なので、なるべく遭遇しないように気をつけましょう。

装甲がありますが、ダメージを半減することはないので、武器を持っているなら戦っても良いかもしれません。

だが、いくつか呪文を持っている個体もいるため、できる限りこの神話生物と戦うことはおすすめしません。