今回の記事はこんな方におすすめの記事です。
- マモノスクランブルを遊んでみたいけど、ルールややり方がわからない
- どんな感じにゲームが遊ぶのか知りたい
私も化け物になって遊んでみたいと思い、マモノスクランブルを読みました。
本書にはルールや流れが書かれているので、皆様の疑問に答えることができると思います。
そこで、今回の記事はマモノスクランブルのルールや流れを簡単に紹介します
今回の情報は、マモノスクランブルに記載されている内容をもとにしています。
そのため、著者の独自の解釈も入っているため、それを理解した上でお楽しみください。
このウェブサイトでは、ルールブックを持っていないことをおすすめしません。
だから、マモノスクランブルを遊ぶ時は、必ずルールブックを手に取って準備してください。
マモノスクランブルはどうやって遊ぶの?
マモノスクランブルの遊び方は以下の通りです。
- セッション準備
- 導入フェイズ
- 行動フェイズ
- 解決フェイズ
- 終幕フェイズ
それでは、それぞれの流れを紹介します。
セッション準備
まずはセッションの準備をしましょう。
具体的な流れは以下の通りです。
- ゲームマスターを決める
- 遊ぶシナリオを決める
- プレイヤーを募集する
- 必要なものを揃える
- 前日はしっかり睡眠時間を取る
それでは、それぞれ紹介します。
プレイヤーを募集する
セッションをするためにはプレイヤーが必要で、最低でも1人は必要です。
最大で5人まで参加可能ですが、多ければ多いほどGMの負担が増えます。
シナリオによっては遊べる人数が限定されており、事前にシナリオの「想定プレイヤー人数」を確認することが重要です。
セッションはオフラインセッションとオンラインセッションの2種類があり、事前にどちらで遊ぶかを決めておくと良いです。
- オフラインセッション:同じ場所に集まって対面で遊ぶこと
- オンラインセッション:インターネットを通じて遠隔地の参加者と共に遊ぶこと
ゲームマスターを決める
マモノスクランブルで遊ぶなら最初にゲームマスターを決めることから始めましょう。
ゲームマスターは、マモノスクランブルのシナリオを進めるために必要です。
ゲームマスターとは、ゲームを進める役割を担当する人で、とても大切な存在です。
ちょっと不安な人はサブゲームマスターをサポートする人として用意しましょう。
日時と場所を決める
セッションの日時と場所を決めましょう。
- オフラインセッションの場合はセッションする場所を選ぶ必要があります。
- オンラインセッションの場合は使うチャットツールやセッションツールも検討し、体調不良や時間の長引きに備えて予備日を決めることがおすすめです。
どちらの場合も手配の際には仲間同士で協力することが重要です。
これにより、GMはシナリオの準備とセッション進行に専念できます。
遊ぶシナリオを決めましょう
シナリオ選びはセッションの準備段階で重要です。
シナリオはセッションの大筋が書かれた文章であり、GMは事前に用意してください。
シナリオは知人やインターネットで入手できます。
前もってシナリオが決まっている場合、この手順をスキップできます。
同じシナリオを何度も遊ぶことは可能で、仲間の合意があれば再プレイできます。
シナリオを選んだ場合、シナリオの情報をプレイヤーに公開します。トレーラーテキスト、シナリオハンドアウト、シナリオスペックの3つの情報を提供します。
- トレーラーテキスト:シナリオの概要や雰囲気を伝える文章
- シナリオハンドアウト:PCの状況を伝える文章
- シナリオスペック:想定人数、注意事項などのシナリオの情報が記載された文章
必要なものやPCを準備する
シナリオが決まったら、ゲームを楽しむために必要なものを準備することが大切です。
ゲームマスターはシナリオやルルブの他にも必要なアイテムがあります。
必要なアイテムについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
PCは、前もって自分のキャラクターを作ります。
キャラクター作成については、こちらの記事をご覧ください。
セッションに参加しないPCがいる場合、セッション前に「裏方宣言」ができます。
裏方宣言とは、そのPCの能力をセッションに参加するPCが使用できるルールです。
挨拶と自己紹介
PCの準備が整ったら、挨拶と自己紹介を行います。
初めて会う相手でも、心のこもった挨拶とプレイヤーやGMの自己紹介を心掛け、すでに知り合いでも挨拶は欠かさないように気をつけましょう。
これが楽しいセッションのスタートを切るための大切なステップです。
挨拶や自己紹介が終わったら、各PCの名前と耐久値を見やすい場所に書くことをお忘れなく。
また、セッションが始まる際には、GMが1個のダイスを用意し、そのダイスの1の面を上にして配置します。
これがセッション開始時の「マリョク」です。
大事なのはPCやクランの数に関わらず、このダイスは1個だけです。
間違えると大切なルールが狂ってしまう可能性があるので、注意深く扱いましょう。
具体的なマリョクの使い方については、ルールブックの150ページで説明されています。
前日しっかり睡眠時間を取る
ゲームを楽しむためには、最後に大切なことがあります。
それは、しっかりと睡眠をとることです。
セッション当日、睡眠が足りないとトラブルの原因になることがあるんです。
実際に、睡眠不足のせいでセッション中に眠ってしまったプレイヤーもいました。
そうならないために、前日の夜は7~8時間ほどしっかりと睡眠をとることを心がけましょう。
以上でセッションの準備を終了です。
導入フェイズ
導入フェイズとは、ゲームを遊ぶための準備するフェイズのことです。
具体的な流れは以下の通りです。
- クランの日常
- 事件への介入
導入フェイズでは上記の1~4の手順で行います。
それでは、それぞれ説明します。
クランの日常
クランとの楽しい時間を演出しましょう。
各クランごとにシーンを用意し、プレイヤーたちは自由に内容を考えるか、ルールブックの157ページにある「日常表」を使って楽しい瞬間を決めましょう。
このシーンではクランの雰囲気やプレイヤー同士の仲良し関係を表現するのが目的です。
長すぎないように、1人5分ほどに制限して、スムーズに進行させましょう。
事件への介入
事件への介入シーンでは、プレイヤーたちがトラブルに巻き込まれる瞬間を演出します。
シナリオごとに異なる展開がありますので、ゲームマスターはシナリオに書かれた内容を読み上げながら、プレイヤーたちと対話してください。
シナリオによってはクランごとに行ったり、全員で登場する指定があるので、シナリオ内容を確認しながら進行しましょう。
以上で導入フェイズが終了します。
導入フェイズが終わったら、マリョクを1上げて、行動フェイズに突入します。
行動フェイズ
行動シーンとは、プレイヤーが目標やトラブルに関する手がかりを集めるフェイズです。
行動フェイズの流れは以下の通りです。
- 行動シーンの開始
- 行動シーン
- 目標達成の確認
行動フェイズでは上記の2~3の手順を繰り返します。
それでは、それぞれ説明します。
行動フェイズの開始
まずはゲームマスターが「行動フェイズの開始」を宣言します。
つぎに、シナリオの目標を公開します。
ここでの目標は「これからプレイヤーたちが挑戦すること」です。
ゲームマスターはシナリオに記載されている目標1の目標名と必要進行度を伝えます。
その後、アクシデント表を使ってダイスを振り、その結果を発動します。
アクシデント表はルールブックの158ページに載っています。
行動シーン
行動シーンとはプレイヤーたちが目標を成し遂げるために行うシーンです。
プレイヤーは以下の手順に従って行います。
- メインキャラを決める
- サブキャラを確認する
- エリアを決める
- マギを使った演出と判定
- 判定結果の確認
- 行動シーンの終了
全てのプレイヤーがシーンを終えたら、目標達成の確認を行います
目標達成の確認
行動シーンが終了したら目標がクリアしているか確認します。
ゲームマスターは現在の進行度が必要進行度以上の値になっているか確認します。
もし、進行度が低ければ、行動シーンに戻ります。
進行度が高ければ、ゲームマスターは目標の達成結果を公開してください。
その後、プレイヤーに次の目標、目標名、必要進行度を発表してください。
この流れを全ての目標が達成するまで繰り返します。
全ての目標を達成すると、行動シーンが終了します。
以上で行動シーンの流れの簡単に説明しました。
解決フェイズ
解決フェイズはプレイヤーがトラブルを解決するフェイズです。
シーンを演出を終わると、以下の2つのうち、どちらかに進みます
- ロケアクション
- ゆるアクション
それでは、順番に説明します。
ロケアクション
ロケアクションはエネミーが登場する解決フェイズです。
ロケアクションは以下の手順で処理します。
- ロケアクションを準備する
- エリアを準備する
- イニシアチブを決める
- ラウンド開始
- イニシアチブを確認する
- 自分の手番になったら行動する
- ラウンドを終了する
- 「4」のラウンド開始に戻る
これをシナリオに記載されている「終了条件」を満たすまで繰り返します。
終了条件を満たした場合、ロケアクションは終了します。
ゆるアクション
ゆるアクションはエネミーが登場しない解決フェイズです。
ゆるアクションは以下の流れで進みます。
- ゆるアクションの目的を公開する
- 目標を掲示する
- 判定するプレイヤーを決める
- 判定する
- 「3」に戻る
これを進行度が必要進行度に達するまで繰り返します。
進行度が必要進行度以上になった場合、目標が達成され、ゆるアクションは終了します。
ロケアクションかゆるアクションが終わったら終幕フェイズに移ります。
終幕フェイズ
終幕フェイズはシナリオの結末やエピローグを行うフェイズです。
ここでは、クローズを行います。
クローズとは、セッションを振り返り、キャラクターの成長を行う処理です。
クローズの流れは以下の通りです。
- リザルト
- PCとクランの成長
- 耐久値とマギをリセットする
- 後片付け
それでは、終幕フェイズの流れについて説明します。
リザルト
リザルトはセッションの結果を楽しむための処理です。
プレイヤーやクランが手に入れた「強度」を確認しましょう。
この強度は、マモノやクランの強さを示しています。
裏方宣言をしていないプレイヤーも強度を手に入れることができます。
裏方宣言はセッションに参加しなくても、自分の特性を使ってサポートするルールです。
PCとクランの成長
リザルトでは、プレイヤーやクランの強度が一定の値に達したら成長できます。
プレイヤーやクランが成長すると新しい特性やマギを手に入れることができます。
成長で得られるものは、180ページに詳しくまとめられています。
そして、耐久値とマリョクはリセットされ、プレイヤーの耐久力が最大値に戻ります。
ただし、次回にマリョクを持ち越すことはできませんので注意しましょう。
後片付け
最後には、セッションで使用した場所をキレイに片付けましょう。
片付けた後は、感想を言い合うことで楽しい思い出を共有することができます。
シナリオのネタバレを避けながら、SNSに感想を投稿するのも良いですね。
ただし、セッション自体が失敗したことになってしまうので、反省会はお控えください。
ポジティブな感想を共有することで楽しいセッションになります。
これで、マモノスクランブルの基本的な進め方は終わります。
終わりに
最後に今回紹介した内容を簡単にまとめましょう。
マモノスクランブルの大まかな流れ
- セッション準備
- 導入フェイズ
- 行動フェイズ
- 解決フェイズ
- 終幕フェイズ
マモノスクランブルを遊びたいなら事前にルールを把握することは大切です。
ただし、ルールを全て暗記することは、時間の無駄になるので、おすすめしません。
そのため、マモノスクランブルのルールブックを前持って置きましょう。
マモノスクランブルを遊ぶときに手元にルールブックを置いておくことですぐにルールを確認することができます。
マモノスクランブルのルールブックについて知りたい方はこちらの記事でまとめています。