クトゥルフ神話TRPGにはヴーアミ族という生物がいますが、どんな生物なのかわかりずらいですよね。
ここでいうヴーアミ族はクトゥルフ神話TRPGの神話生物を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神話生物をシナリオに登場させていましたが、ヴーアミ族は残忍な性格の神話生物としてよく取り入れていました。
このページではヴーアミ族とその特徴、ステータスについて解説します。
ヴーアミ族って何?
ヴーアミ族とはクランク・アシュトン・スミスの作「七つの呪い」に登場した神話生物です。
この神話生物は猿人や原人に近い人型の怪物です。
その姿からイエティやトロールの祖先ではないかと言われています。
人に近いエネミーをシナリオに使いたい人におすすめの神話生物です。
ヴーアミ族の特徴
ヴーアミ族には以下の特徴があります。
- ひと目につかない場所に棲んでいる
- 変異体が存在する
- 様々な邪神を信仰する
それでは一つずつ説明していきます。
ひと目につかない場所に棲んでいる
1つ目の特徴は洞窟やドリームランドなどの人から忘れられた場所に生息することです。
なぜなら、人間との接触を避ける傾向があるからです。
ただし、人間が怖いわけではなく、必要な時に人間に近づくことがあります。
あるシナリオでは、ドリームランドを調査していた探索者がヴーアミ族に遭遇していました。
人をエネミーを登場させたいならヴーアミ族をおすすめします。
変異体が存在する
2つ目の特徴は別個体がいることです。
なぜなら、北半球に孤立した個体が変異したと言われているからです。
変異体は通常より大きく、より残忍な性格をしています。
あるシナリオでは、この神話生物は洞窟で反響した足音から探索者の位置を特定していました。
変異したエネミーを使いたいならヴーアミ族がおすすめです。
様々な邪神を信仰する
1つ目の特徴はクトゥルフ神話の神格に信奉していることです。
なぜなら、部族ごとに異なる邪神を崇拝するからです。
あるシナリオではこの神話生物はグレードオールドワンに関する儀式をしていました。
邪神や神格を崇拝するエネミーを登場させたいならヴーアミ族をおすすめします。
ヴーアミ族のステータス
ヴーアミ族のステータスは以下の通りです。
能力値:ロールor数値:平均
新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編より抜粋
平均的なもの
STR:(2d6+8)×5:75
CON:(2d6+5)×5:60
SIZ:(2d6+3)×5:50
INT:(2d6+1)×5:40
POW:(2d6+5)×5:60
DEX:(2d6+5)×5:60
移動:9
耐久力:11
装甲:2ポイントの厚い皮膚
正気度喪失:0/1d6
変異したもの
STR:(4d6+16)×5:150
CON:(4d6+6)×5:100
SIZ:(4d6+14)×5:140
INT:2d6×5:35
POW:(2d6+1)×5:40
DEX:(2d6+5)×5:60
移動:8
耐久力:24
装甲:4ポイントの厚い皮膚と毛皮
正気度喪失:0/1d6+1
ヴーアミ族は人間よりステータスが高く、装甲があるので倒すのは用意ではありません。
もし遭遇した場合、手榴弾や銃などの大きなダメージを与える武器で対処するか、その場から逃げることをおすすめします。
まとめ
クトゥルフのシナリオでひと目につかない場所にいるエネミーを登場させたいならヴーアミ族がおすすめです。
ただし、ヴーアミ族はあくまでクトゥルフ神話TRPGの神話生物を一つです。
クトゥルフの神話生物について知りたいなら新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編というサプリメントが必要です。
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