本作は、「平野累次」「冒険支援株式会社」「株式会社新紀元社」が権利を有する『バディサスペンスTRPGフタリソウサ 』の二次創作物です。
(C)平野累次/冒険支援株式会社/新紀元社
予めご理解ください
1:はじめに
このシナリオは、Role & Roll Books の『バディサスペンスTRPG フタリソウサ』で遊ぶためのシナリオです。
『バディサスペンスTRPG フタリソウサ』
著者:平野累次/冒険企画局
イラスト:うらは
定価:本体1,700円(税別)
新書版 256ページ
発売日:2019年3月5日
発行:新紀元社 ISBN:978-4-7753-1701-3
『バディサスペンスTRPGフタリソウサ』公式サイト
http://www.bouken.jp/pd/2s/
・ 推定プレイ時間:1時間
・知ってたカード:1枚
・開始時点「捜査困難レベル」:1
(難易度の調整としてGM判断で2から開始も可)
このシナリオは無料公開しているものであり、自由にセッションを開いて頂いて構いません。
ただし、自作発言はご遠慮いただき、募集の際などは雑貨店セイランのシナリオだと明記頂けましたら幸いです。
個人でのセッションを目的とした改変やシナリオの改造も問題ありませんが、その場合でも原作が当シナリオであることを必ず伝えて頂くようお願い申し上げます。
詳しいことを知りたい方はこちらの「使用ガイドライン」をご覧ください。
2:登場人物
レイター博士
今回の依頼人
アメリカから来た考古学者
亡くなった化石に行方を調べて欲しいと依頼した。
升 太郎
恐竜の骨を発掘した考古学者
その骨が新種の骨であることに喜んでいる
その発見で教授に上り詰めることができた
3:知ってたカード
キーワード
①爪の化石
②升太郎
③新種の恐竜の化石
⑤自分の地位を守る
重要なキーワード
④再鑑定をレイター博士に依頼すること
知ってたカード
盗まれた骨は半年前に発掘された「①」でした。
その「①」は発掘現場にいた「②」はその大きさから「③」であることを断定した。
この発見によって「②」は所属している大学の教授になった。
だが、そのあまりにも早い昇級にその化石が「③」なのかという疑惑が浮かび上がった。
疑惑を解消するために大学側がその「③」の『④』に決定した。
そのとき、「②」が「⑤」ために今回の事件を起こした。
4:事件発生フェイズ
PCたちは依頼人の依頼で亡くなった骨を調査しています
依頼者であるレイター博士から「発掘した骨が何者かによって盗まれてしまった」
探偵PCは行方不明になった骨を探すために乗り出した 。
このタイミングで、GMは「知ってたカード(1)」を渡し、初動捜査を行います。
使用する技能は「情報」です。手に入るキーワードは「1」です。
・「捜査困難レベル」は「1」です。
5:捜査フェイズ
フタリソウサシーン キーワード④を調査した場合
このキーワードはキーワード③を獲得している場合のみ獲得できます。
このフタリソウサシーンが開始されると、PC達が升太郎が所属している大学に聞き込みをします。
大学の関係者に升太郎や新種の恐竜の化石について聞き込みをした結果、大学でも升太郎が発掘した化石について疑問を持つ人は少なからずいました。
そこで、大学の理事長がアメリカからレイター博士を呼び、その化石について再鑑定をすることに決定したことがわかりました。
重要キーワードである『 再鑑定をレイター博士に依頼すること』を獲得します。
6:真相フェイズ
「犯人はお前だ!」で犯人を指定した場合、その犯人を現行犯逮捕できます。
犯人
升太郎
真相
升太郎の動機は教授になって名誉を手に入れることです。
升太郎はレイター博士が見つけた化石を新種の恐竜の化石として発表することで教授になりました。
だが、その化石を疑問に思った研究者たちが再鑑定を行うことを知った升教授はこのような事件を起こして教授の地位を守ろうとしました。
7:終了フェイズ
この事件が迷宮入りした場合、化石の再鑑定が行われず、未解決事件として捜査は終了するでしょう
事件を解決した場合、升太郎は逮捕され、発掘された化石の正しい鑑定結果「アロサウルスの近縁種の歯の化石」であることがわかった
PC達は探偵として、また少し知名度が上がりました。
GMは、PC達のその後をPLと共に演出してください。
お疲れ様でした。