今回の記事はこんな方におすすめの記事です。
- ケダモノオペラを遊んでみたいけど、ルールややり方がわからない
- どんな感じにゲームが遊ぶのか知りたい
私もケダモノオペラを遊んでみたいと思い、「ケダモノオペラ」を読みました。
本書にはルールや流れが書かれているので、皆様の疑問に答えることができると思います。
そこで、今回の記事はケダモノオペラのルールや流れを簡単に紹介します
今回の情報は、「ケダモノオペラ」に記載されている内容をもとにしています。
そのため、著者の独自の解釈も入っているため、それを理解した上でお楽しみください。
このウェブサイトでは、ルールブックを持っていないことをおすすめしません。
だから、ケダモノオペラを遊ぶ時は、必ずルールブックを手に取って準備してください。
ケダモノオペラはどうやって遊ぶの?
ケダモノオペラの遊び方は以下の通りです。
- プレリュード
- ステージ
- カーテンコール
それでは、それぞれの流れを紹介します。
プレリュード
まずはプレリュードを始めましょう
プレリュードとは、セッションの準備を行うステップです。
具体的な流れは以下の通りです。
- 準備する
- イントロを公開する
- 参加ケダモノを決める
- イントロ予言の獲得
- イニシアチブを決める
- 群れを決める
- 前日はしっかり睡眠時間を取る
それでは、それぞれ紹介します。
準備する
セッション前に準備しましょう。
準備する項目は以下のとおりです。
- 必要なものを揃える
- 参加者を集める
- マスターを決める
- 日時を決める
- シナリオを決める
これらの項目をしっかり準備すると、セッションがより楽しめるようになります。
イントロを公開する
イントロとは、ステージの前に参加者に公開する事前情報のことです。
マスターはシナリオのイントロ部分を公開して、参加者に周知します。
イントロの内容は以下のとおりです
- タイトル
- 舞台
- むかしむかし
- イントロ予言
- 設定
- 登場人物
- ルール裁定
- 注意書き
できれば、テキストで送付するとあとで見返すことができます。
参加するケダモノを決める
イントロを確認したら、セッションに参加するケダモノを選びましょう。
参加者1人に付き1匹を選び、ケダモノシートに記入します。
まだ、ケダモノを作っていない人は、ケダモノを作成してください。
ケダモノの作り方は以下の記事で紹介していますので、気になる方はご覧ください。
ただし、イントロに書かれた内容に参加することが難しいケダモノを使用することができません。
ケダモノを選んだら、それを他の参加者に紹介しましょう。
イントロ予言を手に入れる
ケダモノが選んだら、次はイントロ予言を獲得しましょう。
イントロ予言はイントロにかかれているので、それをケダモノシートに記入します。
予言が複数あるなら、イントロ予言の獲得指示に従って記入します。
または、参加者同士で相談し、予言を分けてください
イニシアチブを決める
イニシアチブとは、マスターが参加者全員の意思を聞くときに、誰から言うのか順番です。
基本的にはケダモノ名の五十音順が、そのままイニシアチブの順番になります。
群れを決める
プレイヤーが1人の場合は、その手順を飛ばしても問題ありません。
複数のプレイヤー(ケダモノ)が一緒にゲームを楽しむとき、お互いが協力するのが大切です。ゲームが始まると、物語がより楽しく進行します。
特に、ゲームの冒頭でプレイヤー同士が一緒にいることが物語に合っていることが多いです。これを考えて、ケダモノ同士の住処を隣り合うように設定しましょう。
ケダモノ同士がなぜ協力するのかを説明するために、複数のケダモノのグループを設定します。これを楽しむ方法もいくつかあります。
ダイスを振ってランダムにグループを選ぶ方法。2個のダイスを振り、出た目を10の位と1の位に使って、群れを選びましょう。
プレイヤー同士でダイスを振り、出た目を使っても良いです。振った後で、選び直すこともできます。
各グループに書かれた説明は、ケダモノ同士の関係を考える手助けとして使ってください。この要素は、ゲームを楽しむ上でのヒントやアイデアとして役立ちます。
前日しっかり睡眠時間を取る
ゲームを楽しむためには、最後に大切なことがあります。
それは、しっかりと睡眠をとることです。
セッション当日、睡眠が足りないとトラブルの原因になることがあるんです。
実際に、睡眠不足のせいでセッション中に眠ってしまったプレイヤーもいました。
そうならないために、前日の夜は7~8時間ほどしっかりと睡眠をとることを心がけましょう。
以上でプレリュードは終了です。
ステージ
次に、ステージに移りましょう。
ステージとは、セッションの本番であり、シナリオを進行して物語を作り上げるステップです。
具体的な流れは以下の通りです。
- お話をすすめる
- 試練
- 予言の実現
- 間奏
- お話を終わり
ステージでは上記の1~4の手順で行います。
それでは、それぞれ説明します。
お話をすすめる
マスターがシナリオを案内し、プレイヤーはその指示に従いながら物語を進めます。
セッションでは、プレイヤーはケダモノに関する行動や質問を通じて反応し、マスターはそのやりとりに答えます。
たとえば、ケダモノは「外に出て誰かを探します」などの行動を選び、マスターに質問もできます。
それに対してマスターは状況を進展させるために返答します。
プレイヤーが宣言できるのは自身のケダモノや持っている予言に関する出来事です。
また、NPCや出来事はマスターが担当します。
試練
試練は物語を進めるための困難です。
プレイヤーのケダモノがその困難にどう立ち向かったかをダイスを振って物語を作っていく部分です。
試練は進行するために何度も成功をチェックするもので、終わると「試練の名前による結果」を得ることができます。
試練には、以下の要素が含まれています。
- 名前
- 権能
- 難度
- 波乱予言
マスターが試練を始めるように指示します。
試練の概要がシナリオに書かれています。
その情報は、難度や予言を含めて、すべてのプレイヤーに公開されます。
それを紙に書いて印刷したり、タブレットなどのデバイスを使って、参加者全員が見やすい場所に置いてください。
予言と実行
ケダモノに与えられる予言は物語の運命の一部です。
ケダモノはその見えない運命に影響され、物語の結末に向かって進んでいきます。
また、予言はその物語の特定の瞬間で「必ず」起こることが決まっている出来事です。
それぞれの予言は簡潔な文で表されています。
間奏
「間奏」とは、セッションで予言を整理するための小休止のことです。
プレイヤーは自分の予言を整理し、まだ実現していないものをどう実現したいかを考えます。
間奏中は物語が進まないので、プレイヤー同士で提案をしあって、物語を共有し合います。
また、予言に困ったら、マスターに相談しても良いです。
最後に、すべての予言の結末を決める必要はなく、参加者全員が準備ができたら物語を再開しましょう。
お話の終わり
ステージを終了する手続きは、シナリオが終わったときに行います。
まだ実現していない予言があれば最終確認し、アイデアがなければみんなで考えます。
物語が考えづらい場合は、予言が過去に実現していたかのように振り返ることもあります。
また、未来に起こることを示唆することも可能です。
ただし、プレイヤーが納得できない予言はマスターが介入して取り替えたり実現させたりできます。
最終的にすべての予言が実現し、プレイヤーが物語を語り尽くしたら、マスターがステージの終了を宣言します。
カーテンコール
最後にカーテンコールで締めましょう。
カーテンコールとは、セッションが終了し、後始末を行うステップです。
カーテンコールの流れは以下の通りです。
- ケダモノリセット
- 伝説の取得
- プレイの発信
カーテンコールでは上記の1~3の手順でセッションを終わられせます。
それでは、それぞれ説明します。
ケダモノリセット
ケダモノリセットは、ゲーム内のすべてのケダモノのオペラ、特技、伝説を【使用済】から【未使用】に変えることを指します。
また、獲得したアイテムをすべて消去し、受難ポイントを0に戻します。
つまり、「ケダモノリセット」を行うと、ケダモノの状態がセッション前の状態に戻ることです。
伝説の取得
伝説の取得では、各ケダモノに基づいて1つの伝説を考え、取得することができます。
時間があれば、セッションを振り返りながら、そのケダモノにふさわしい伝説を話し合うのが楽しいです。
取得する伝説の名称はプレイヤーが最終的に決め、シナリオ名をそのまま使っても構いません。
決めるのが難しい場合でも慌てず、他のプレイヤーなしで決定できます。
また、セッションを記録する方法として、SNSに感想を投稿すると良いです。
その結果、未参加の人たちにもケダモノの軌跡を追いかけることができます。
プレイの発信
セッションが楽しかったら、みんなにその感想を伝えましょう。
シナリオの制作者にはポジティブな感想を送ると素晴らしいことです。
さらに、参加したケダモノの小説やアート、動画を作るのも素敵なアイデアです。
ただし、注意が必要なのはネタバレ。他の参加者を傷つけないように気をつけましょう。
感想をシェアすることで次のセッションが生まれ、新しい友達ができるかもしれません。
だから、この素晴らしい体験を共有して、新しい友達と一緒に楽しい時間をシェアしましょう。
以上でカーテンコールの流れの説明が終わりました。
終わりに
最後に今回紹介した内容を簡単にまとめましょう。
ケダモノオペラの大まかな流れ
- プレリュード
- ステージ
- カーテンコール
ケダモノオペラを遊びたいなら事前にルールを把握することは大切です。
ただし、ルールを全て暗記することは、時間の無駄になるので、おすすめしません。
そのため、ケダモノオペラのルールブックを前持って置きましょう。
ケダモノオペラを遊ぶときに手元にルールブックを置いておくことですぐにルールを確認することができます。
ケダモノオペラのルールブックについて知りたい方はこちらの記事でまとめています。
最後までご覧いただきありがとうございました。