今回は以下の悩みを持っている方向けの記事です。
「今までエンターティナーでキャラクターを作ったことがないですが、はじめてエンターティナーの職業でキャラクターを作成したいんです。でも、どの技能を取ったらいいのかわかりません…。エンターティナーでキャラクターを作るのにおすすめの技能ってありますか?」
このページではこのような質問に答えます。
本記事の内容は
- エンターティナーが習得すべき3つの職業技能
- エンターティナーが習得した方がいい3つの趣味技能
- エンターティナーのキャラを遊んでみて思ったこと
この記事を書いている私はTRPG経験は3年ほど。
実際にエンターティナーでキャラクター作成し、遊んだことがあります。
今回の記事は参考資料と自身の経験を基に書いていますので、予めご了承してください。
エンターティナーが習得すべき3つの職業技能
本題に入る前にエンターテイナーの概要と習得できる技能について簡単に説明します。
芸術性より大衆性を重んじる芸能人。さまざまなパフォーマンスで観客を楽しませる。
職業技能:聞き耳、芸術/制作(専門分野を選ぶ)、心理学、変装、対人関係技能から2つ、任意のほかの2つの技能。
信用:5~80%
新クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2020 (ログインテーブルトークRPGシリーズ)より抜粋
まずは新クトゥルフ神話TRPGルールブックで習得できる技能は以下の通りです。
職業技能:聞き耳、芸術/制作(演劇)、心理学、変装、対人関係技能から2つ、任意のほかの2つの技能。
新クトゥルフ神話TRPG ルールブック (ログインテーブルトークRPGシリーズ)より抜粋
信用:9~70%
今回、エンターティナーの職業技能の中からおすすめするのは以下の技能です。
- 芸術/制作
- 心理学
- 対人関係技能(威圧、言いくるめ、説得、魅惑)
私がクトゥルフ神話TRPGで進行役(ゲームキーパー)として遊んでいるときにゲームで活躍するエンターティナーはいつも上の3つの技能を習得していました。
それでは一つずつ説明していきます。
エンターテイナーっぽくロールプレイしたいなら「芸術/制作」がおすすめ
エンターテイナーらしくロールプレイしたいならこの技能を選びましょう。
この技能を選んだのは自分がやりたい分野を技能にすることができるからです。
実際にプレイヤーが芸術/制作(演劇)を使って、依頼人の友人のフリをして情報を集めていました。
「ロールプレイするための技能って必要なの?」と思うかもしれませんが、この技能を持っておくだけでロールプレイの幅が広がります。
そんな技能を使わなくてもロールプレイに自信がある人にはおすすめしませんが、ロールプレイに自信がないと思う人は芸術/制作を習得しておきましょう。
NPCの情報が本当かどうか知りたいなら「心理学」がおすすめ
NPCから正確な情報を取りたいならこの技能を取りましょう。
なぜなら、NPCの情報の真偽を確かめることができるからです。
たとえば、NPCから情報を聞き出すとき、この技能を使うことでその情報が本当か嘘かわかることができます。
KPが判定に失敗して混乱する可能性がありますが、正確な情報が多ければ多いほどシナリオをクリアする確率が上がります。
真偽を判別するのがめんどくさい人にはおすすめしませんが、交渉して情報を獲得したい人には心理学を取りましょう。
NPCと絡みたいなら「対人関係技能」がおすすめ
NPCから聞き込みをしたい人はこの技能を取りましょう。
この技能を選んだのはNPCから会話を通して情報を集めることができるからです。
実際にプレイヤーがこの技能を使って、依頼人の同僚から依頼人についての情報を聞き出していました。
対人関係技能は以下の4つの技能から選ぶことができるので、簡単に説明します。
威圧:相手を脅すことに特化した技能→悪者ロールプレイしたい向け
言いくるめ:相手を欺いたり騙したりすることに特化した技能→手取り早くロールプレイしたい方向け
説得:時間をかけて議論をして相手に納得させる技能→信頼を築きたい人向け
魅惑:相手と親しくなることに特化した技能→相手を魅了したい人やAPPが高い人向け
「探索技能で取れないの?」と思っているかもしれませんが、NPCから情報を引き出すには対人関係技能を使うしかありません。
NPCと関わりたくない人にはおすすめしませんが、NPCと話しながら情報を集めたい人は対人関係技能がおすすめです。
以上でエンターティナーにおすすめの職業技能について説明は終了です。しかし、趣味技能に関してどの技能選べばいいのかわかりませんよね。
エンターティナーが習得した方がいい3つの趣味技能
今回、エンターティナーの趣味技能の中からおすすめするのは以下の技能です。
- 応急手当
- 図書館
- 目星
それでは一つずつ説明していきます。
戦闘で受けたダメージを回復したいなら応急手当がおすすめ
回復手段が欲しいならこの技能を選びましょう。
その理由は耐久力を1ポイント回復することができるからです。
実際に自分も怪我でダメージを受けた時、この技能を使って耐久力を回復しました。
「受けたダメージを受けることってあるの」と思うかもしれませんが、判定にファンブルしたときのペナルティとして耐久力を失うことがあります。
応急手当についてもっと知りたい人は以下の記事をご覧ください。
回復手段はいらない人にはおすすめしませんが、回復手段が欲しい人には応急手当を習得しましょう。
本や資料から情報を集めたいなら図書館がおすすめ
本やデータからシナリオに関する手がかりを手に入れたい人はこの技能を取りましょう。
この技能を選んだのは本やデータからシナリオに関する情報を入手することができる技能だからです。
実際にプレイヤーがこの技能を本棚に使い、本棚の中から何者かの日記を見つけました。
その結果、その日記でシナリオクリアすることができました。
「本やデータが出ないシナリオの場合は」と思うかもしれませんが、クトゥルフ神話TRPGのほとんどのシナリオには本やデータが出てくるので、そこまで気にしなくても大丈夫です。
探索より戦闘がしたい人にはおすすめしませんが、本やデータから手がかりを集めたい人は図書館がおすすめです。
探索で手がかりを見つけたいなら目星がおすすめ
探索で情報を集めたいならこの技能をとりましょう。
この技能を選んだのは様々な場所に対して手がかりを手に入れることができる技能だからです。
実際にあるプレイヤーは洞窟を探索したときにこの技能を使い、誰かの足跡を見つけることができました。
「探索ってそんな大事なの」と思う人はいるかもしれませんが、シナリオの大半が探索するので、も習得しておいて損はありません。
探索したくない人にはおすすめしませんが、探索が好きな人には目星を習得するのがおすすめです。
以上でエンターティナーにおすすめの趣味技能について説明は終了です。しかし、実際にエンターティナーをキャラで遊んだみた人の感想も気になりますよね。
エンターティナーのキャラを遊んでみて思ったこと
エンターティナーのキャラを遊んでみて今思うことは独自のロールプレイで情報を集めることができたことです。
なぜなら、芸術/制作や変装、対人関係技能などのロールプレイしやすい技能がそろっていたからです。
実際に私が作ったキャラの場合は、言いくるめ、芸術/制作(演劇)、変装を使って、警察官のふりをしながらNPCから情報を集めていました。
「そんな方法で情報を集まるの」と思う人はいるかもしれませんが、ロールプレイに問題がなければ、可能な場合が多いです。
普通に探索したい人にはおすすめしませんが、独自のロールプレイしたい人にはエンターテイナーがおすすめです。
まとめ
最後に今回紹介した内容を簡単にまとめましょう。
エンターティナーでおすすめの職業技能
- 芸術/制作
- 心理学
- 対人関係技能(威圧、言いくるめ、説得、魅惑)
エンターティナーでおすすめの趣味技能
- 応急手当
- 図書館
- 目星
以上で、今回のページの内容は終了です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
このページを読んでいるみなさんが今回紹介したエンターティナーのキャラを作って遊びたいと思ってくれたら幸いです。
幸せなTRPGライフをお送りください!
今回の記事に使った参考資料です。
詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
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