クトゥルフ神話TRPGには緑の深淵の落とし子という生物がいますが、どんな生物なのかわかりずらいですよね。
ここでいう緑の深淵の落とし子はクトゥルフ神話TRPGの神話生物を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神話生物をシナリオに登場させていましたが、緑の深淵の落とし子は歌を歌う神話生物としてよく取り入れていました。
このページでは緑の深淵の落とし子とその特徴、ステータスについて解説します。
緑の深淵の落とし子って何?
緑の深淵の落とし子とはC・ホール・トムスン作「緑の深淵の落とし子」に登場する神話生物です。
この神話生物は青みがかった粘着性で、様々な姿に変えることができます
その特徴からシナリオによっては色々な形態で登場することがあります。
姿が変わる神話生物を登場させたい人におすすめの神話生物です。
緑の深淵の落とし子の特徴
緑の深淵の落とし子には以下の特徴があります。
- 海や川に棲んでいる
- 眠りを誘う歌を歌う
それでは一つずつ説明していきます。
海や川に棲んでいる
1つ目の特徴は海洋や水のたくさんある場所に生息していることです。
この神話生物は太陽系外から飛来して水の豊富な場所に住むようになったと言われています。
普段は深海などの深い場所に居座る傾向があり、星がある配列に並んだ時だけ水面に浮かんできます。
水域に生息するエネミーを登場させたいなら緑の深淵の落とし子をおすすめします。
眠りを誘う歌を歌う
2つ目の特徴は歌で探索者を洗脳することです。
なぜなら、その歌を聞いたものはこの神話生物の支配下に置かれてしまうからです
その歌を聞いた場合、まずPOWの値で対抗ロール(サイコロを振る)を行います。
その判定に失敗したらこの神話生物のあらゆる命令に従わなければなりません。
探索者を洗脳したいなら緑の深淵の落とし子がおすすめです。
緑の深淵の落とし子のステータス
緑の深淵の落とし子のステータスは以下の通りです。
能力値:ロールor数値:平均
新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編より抜粋
STR:10d6×5:175
CON:7d6×5:70
SIZ:(7d6+25)×5:245~250
INT:(2d6+10)×5:85
POW:(2d6+10)×5:85
DEX:1d6×5:15
移動:転がる(陸上) 8、泳ぐ 12
耐久力:36~37
装甲:なし
普通の武器はダメージを与えない
炎、電気、化学物質に基づく攻撃しかダメージを与えない
1ラウンドに耐久力1d3再生
正気度喪失:1d6/2d10
緑の深淵の落とし子は耐久力が37ポイントあり、電気か炎などによるダメージしか受けない装甲があるため、戦うことをおすすめしません。
もし、遭遇した場合は即座に逃げるか、火炎瓶やスタンガンなどの電気や化学物質などのダメージを与える武器で戦いましょう。
まとめ
クトゥルフのシナリオで様々な姿に変わるエネミーを登場させたいなら緑の深淵の落とし子がおすすめです。
ただし、緑の深淵の落とし子はあくまでクトゥルフ神話TRPGの神話生物を一つです。
クトゥルフの神話生物について知りたいなら新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編というサプリメントが必要です。
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