今回の記事はこんな方におすすめの記事です。
- ビヤーキーについて知りたい
- ビヤーキーをシナリオに登場させたい
ビヤーキーは宇宙を飛行する神話生物です。
しかし、ビヤーキーって実際どんな神話生物なのかわかりませんよね。
そこで、今回はビヤーキーについて紹介します。
この記事では以下のことがわかります。
- ビヤーキーってどんな神話生物なの?
- シナリオではどう使うの?
私はクトゥルフ神話TRPGのシナリオを書いており、コミックマーケットやゲームマーケットにシナリオを出品しています。今回の記事はシナリオライターの視点から「クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム」に基づいた情報をもとに、独自の視点と解釈を取り入れています。あらかじめ、ご理解した上でお楽しみください。
ビヤーキーってどんな神話生物なの?

ビヤーキーは、クトゥルフ神話TRPGに登場する神話生物で、蟻や蜂、翼竜が混ざったような外見と、ずる賢く獲物に執着する性格が特徴です。
そのため、一度捕まえると逃がさず、その執着が探索者にとって脅威となります。
また、人を乗せて宇宙空間を飛ぶこともできます。
さらに、ハスターという神格に仕えているとされ、ハスター関連のシナリオにおいても登場しやすい神話生物です。
このように、ビヤーキーはそのずる賢い性格と能力、さらにはハスターとの関係を活かして、さまざまなシナリオに取り入れるのにおすすめの神話生物です。
シナリオではどう使うの?
個人的にシナリオに活用する際のアイデアを3つ紹介します。
- 襲撃する敵として登場させる
- 宇宙を旅する乗用馬として登場させる
- ハスターを崇拝するカルトの従者として登場させる
それでは、一つずつ紹介します。
襲撃する敵として登場させる
ビヤーキーが探索者に襲いかかるシナリオは、プレイヤーに戦闘に巻き込ませることができます。
この神話生物は、一度捕らえると逃さないほどずる賢い性格しているためです。
その結果、戦闘が避けられない状況を作りやすくなります。
例としてシナリオとして活用するなら以下のような展開が考えられます。
探索者たちが廃墟や地下施設を調査していると、突然ビヤーキーが襲いかかる。その時、一人が捕まって食べられてしまう
ビヤーキーの徹底した捕食性を持つエネミーとして登場させることでプレイヤーを戦闘に巻き込む展開を作ることができます。
宇宙を旅する乗用馬として登場させる
ビヤーキーを乗用馬として利用し、探索者を宇宙空間へ運ぶシナリオは、非日常的な冒険を提供します。
ビヤーキーは、人を乗せて宇宙空間を飛ぶ能力を持つため、通常の戦闘だけではない新たな冒険の要素を加えることができます。
たとえば、以下のような展開が考えられます。
探索者たちがある研究施設で誤ってビヤーキーと遭遇してしまう。そのビヤーキーに乗せられて突如として宇宙空間へ飛ばされる。そこから未知の星系や次元への旅が始まる。
ビヤーキーの乗用馬として活かすことで、プレイヤーに日常を超えた宇宙冒険の興奮とリスクを提供するのに最適です。
ハスターを崇拝するカルトの従者として登場させる
ハスターに関するシナリオで神話生物を登場させたいなら、ビヤーキーがおすすめです。
ビヤーキーはハスターに仕えていると言われているからです。
また、カルトの儀式の一環で召喚されるため、その儀式自体やカルト内部の対立がシナリオに深みと不安をもたらします。
この設定をシナリオで活用すると、以下のような展開を作ることができます。
探索者たちがある地方の村で、ハスター崇拝のカルトがビヤーキーを召喚する儀式を行っている現場に遭遇し、その儀式を阻止しようと奮闘する
ハスターを崇拝するカルトとビヤーキーを掛け合わせることで、ハスターを間接的に恐ろしい神格として演出しやすくなります。
以上でビヤーキーについての紹介は終了です。
終わりに
ビヤーキーは、ずる賢い血吸いの敵、宇宙移動能力を持つ乗用馬、ハスターを支えるカルトの従者など、さまざまなシナリオで活用できる特徴を持っています。
ただし、ビヤーキーはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神話生物を一つです。
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そのサプリメントについて知りたい方はこちらの記事でまとめています。