クトゥルフ神話TRPGにはクトーニアンという生物がいますが、どんな生物なのかわかりずらいですよね。
ここでいうクトーニアンはクトゥルフ神話TRPGの神話生物を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神話生物をシナリオに登場させていましたが、クトーニアンは地中が舞台のシナリオに取り入れていました。
このページではクトーニアンとその特徴、ステータスについて解説します。
クトーニアンってどんな神話生物なの?
この強力な地中生物は、地球の中心に棲んでいる存在で、他の生物とは全く違います。
その姿は口から多数の触手が生えた大きな蛇のようです。
この神話生物は目撃されることはほとんどありません。
この神話生物はテレパシーを使い、どこにいても同じ種族の個体と意思疎通することができます。
岩を簡単にくり抜くことができる能力を持ち、呼吸には空気を必要としません。
この神話生物の成体は高温にも耐えることができ、強力な地震を引き起こすこともできます。
ただし、この神話生物は水には弱いです。
少量の水なら体を守る粘体で平気ですが、全身が水に浸かると死んでしまいます。
彼らは水がある湖を避けるように行動します。
この神話生物は幼生、幼虫、亜成虫、成虫という段階を経て成熟します。
この神話生物の卵は球形で、晶洞石に似た外観をしています。
孵化は成長の最初の段階であり、孵化直後の数か月間だけ存在します。
孵化したばかりの個体は小さく、高温には弱いです。
熱に強いエネミーを使いたい人におすすめの神話生物です。
この神話生物についての説明は以上です。
この神話生物のステータスは次の章で紹介します。
クトーニアンのステータス
クトーニアンのステータスは以下の通りです。
能力値:ロールor数値
新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編より抜粋
STR:3d6×25:250~275
CON:(3d6+30)×5:200~205
SIZ:3d6×25:250~275
POW:5d6×5:85~90
DEX:2d6×5:35
INT:5d6×5:85~90
移動:6/穴掘り1
平均ダメージボーナス:+5d6~+6d6
耐久力:45~48
装甲:5ポイントの硬い皮や筋肉
1ラウンドに耐久力を5ポイント回復する。
大量の水を浴びると1ラウンドに1d6ポイントのダメージを受ける。
この神話生物は装甲があり、通常の武器で倒すことは難しいです。
この神話生物と戦うなら大量の水で攻撃することでダメージを与えやすくなります。
また、DEXは低いので、全速力で逃げれば助かる可能性が高いです。
もし、この神話生物と遭遇したら、水を使って攻撃するか、逃げることをおすすめします。
以上でステータスについての紹介は終了です。
次の攻撃手段について紹介します。
クトーニアンの攻撃手段
この神話生物の攻撃手段は以下の通りです。
- 近接戦闘
- 押しつぶし
それでは説明していきます。
近接戦闘
これはこの神話生物が触手を振り回して攻撃します。
この攻撃を1ラウンドに1d8回行うことができます。
この攻撃の命中率は75%で、与えるダメージは2d6です。
押しつぶし
この神話生物は毎ラウンド、1D8本の触手を使って攻撃できます。
この触手が犠牲者に当たると、その触手は犠牲者の急所にからみつき、血液や体液を吸い取り始めます。
犠牲者は毎ラウンドごとにCONを3d10ポイントずつ失っていきます。
CONが0になると犠牲者は死んでしまいます。
この神話生物に吸い取られたCONは完全に失われます。
この攻撃は1ラウンドに1d8回攻撃することができます。
この攻撃で2d6のダメージを与え、3d10のCONを減少します。
押しつぶし
この神話生物は、相手の上に自分の体を落として攻撃をします。
1回の攻撃は1ラウンドで行われます。成功する確率は80%です。
攻撃が当たると、相手にダメージボーナス分のダメージを与えます。
以上でクトーニアンについての紹介は終了です。
終わりに
CONを吸収する神話生物に使いたいならクトーニアンがおすすめです。
ただし、クトーニアンはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神話生物を一つです。
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