クトゥルフ神話TRPGにはシュブニグラスの子という生物がいますが、どんな生物なのかわかりずらいですよね。
ここでいうシュブニグラスの子はクトゥルフ神話TRPGの神話生物を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神話生物をシナリオに登場させていましたが、シュブニグラスの子はシュブニグラスが登場するシナリオに取り入れていました。
このページではシュブニグラスの子とその特徴、ステータスについて解説します。
シュブニグラスの子ってどんな神話生物なの?
シュブニグラスの子という怪物の出所については謎が多いです。
この神話生物は、ただ彼女の子供の一つであり、シュブ=ニグラスから派生した他の恐ろしい子孫も存在します。
この神話生物たちは、人間の血を栄養として成長し、さまざまな方法で現れます。
この神話生物たちは莢(がく)と呼ばれる卵のような形をしており、直径約15cmで灰黄色の外皮に覆われています。
宇宙で生まれたものは隕石に取り付いて地球に流れ星として落ちてくることもあります。
莢は何年でも休眠できるため、成長条件が整うまで待ち続けます。
莢は新鮮な人間の血液に触れると、外皮が柔らかくなり、中の種が成長し始めます。
次に葉のような形が現れ、血液を吸い始めると成長が進みます。
成熟した若木は栄養を必要とし、触手の束で宿主に絡みついて生命力を吸収します。
人間の体内で成長する場合、24〜48時間で成熟し、外部での成長よりも速くなります。
成熟した神話生物は、多くの目と口を持つ触手の束でできた怪物に変貌します。
人間の体内で成長する場合、最終段階では怪物が宿主の皮膚を突き破り、姿を現します。
成熟した神話生物は自由に移動できるようになります。
カルトはこの神話生物たちを崇拝し、メンバーは自らを捧げて母の祝福を受けます。
この神話生物の声は神の声とされ、カルトの指導者たちはこの神話生物のしわがれた声やあえぎをシュブ=ニグラスからの指示と解釈します。
カルトは母から与えられた言葉に従って行動します。
孤立して成長したこの神話生物は自らの食料を探す必要があります。
この神話生物は隠れた場所で新鮮な動物や人間の食べ物を見つけますが、食料が尽きた場合などには新たな犠牲を求めて現れるでしょう。
人間の血で成長するエネミーを使いたい人におすすめの神話生物です。
この神話生物についての説明は以上です。
この神話生物のステータスは次の章で紹介します。
シュブニグラスの子のステータス
シュブニグラスの子のステータスは以下の通りです。
能力値:ロールor数値
新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編より抜粋
STR:(4d6+2)×5:80
CON:(4d6+4)×5:90
SIZ:(4d6+2)×5:80
POW:(2d6+6)×5:65
DEX:(4d6+2)×5:80
INT:3d6×5:50~55
移動:8
平均ダメージボーナス:+1d4
耐久力:17
装甲:なし。
弾丸が与えるダメージは最小限に軽減する。
炎や化学物質に関する攻撃は効果なし。
正気度喪失:1/1d6
シュブニグラスの子は人間のステータスとほぼ同じであるため、複数人で1体だけなら倒せるかもしれません。
しかし、DEXが高く、炎や化学物質に耐性があるため、倒すには時間がかかります。
もし、複数のこの神話生物に遭遇した場合、逃げることをおすすめします。
以上でステータスについての紹介は終了です。
次の攻撃手段について紹介します。
シュブニグラスの子の攻撃手段
この神話生物の攻撃手段は以下の通りです。
- 近接戦闘
- つかむ
それでは説明していきます。
近接戦闘
この神話生物は1ラウンドに2回攻撃することができます。
触手でむち打ったり、口で噛みついたり、または両方で相手をつかむことができます。
つかむ
触手と小さな口で対象をしっかりつかみ、次のラウンドに大きな口に引き寄せて食べることができます。
この方法で食べられると、犠牲者は毎ラウンド1d6+1ポイントのダメージを受けます。
犠牲者は毎ラウンド抜け出す試みができますが、対抗の筋力ロールに成功する必要があります。
この神話生物が押さえ込みを解くかどうかは、犠牲者がこの神話生物から5ポイント以上のダメージを受けた場合に幸運ロールを試みることで判断されます。
以上でシュブニグラスの子についての紹介は終了です。
終わりに
化学物質に耐性がある神話生物に使いたいならシュブニグラスの子がおすすめです。
ただし、シュブニグラスの子はあくまでクトゥルフ神話TRPGの神話生物を一つです。
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