クトゥルフ神話TRPGには見えざる馬という生物がいますが、どんな生物なのかわかりずらいですよね。
ここでいう見えざる馬はクトゥルフ神話TRPGの神話生物を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神話生物をシナリオに登場させていましたが、見えざる馬は物体をすり抜けるエネミーとして取り入れていました。
このページでは見えざる馬とその特徴、ステータスについて解説します。
見えざる馬ってどんな神話生物なの?
見えざる馬は、別の次元からやってくる半透明なクリーチャーです。
普段は人間の目には見えませんが、時折姿を現すことがあります。
その姿には宙を蹴る前脚やひづめ、巨大で青白い霧に包まれた馬の頭などがあります。
この怪物がいるときには、恐ろしい鳴き声やひづめの音が聞こえることが証拠となります。
この怪物は物体を操作することができ、非物質の状態なら物体を通り抜けることもできます。
物理的な攻撃はできませんが、姿を現した影のような馬の形態では攻撃できることもあります。
見えざる馬は孤立した存在であり、われわれの世界に現れる方法は2つだけです。
召喚されるか、または苦悩に満ちた場所(陰鬱な殺人や自殺、拷問が行われた場所など)に引き寄せられます。
そのため、この怪物の存在は、不安や心の闇に取り憑かれた存在だと間違って解釈されることもあります。
この怪物は特定の場所に縛られており、元の次元に戻されるか倒されるまでその場所にとどまるのです。
半透明になるエネミーを使いたい人におすすめの怪物です。
この怪物についての説明は以上です。
この怪物のステータスは次の章で紹介します。
見えざる馬のステータス
見えざる馬のステータスは以下の通りです。
能力値:ロールor数値
新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編より抜粋
STR:(4d6+16)×5:150
CON:(4d6+10)×5:120
SIZ:(4d6+20)×5:170
POW:SIZ✕1.5:255
DEX:(4d6+6)×5:100
INT:(2d6+10)×5:85
移動:14/非実体時20
平均ダメージボーナス:+3d6
耐久力:29
装甲:全ての物理的な攻撃は1ポイントのダメージしか与えない。
魔術的な武器は通常なダメージを与える。
POWが0に達しないかぎり、この怪物は次の日没時に完全に再生する
正気度喪失:0/1d6
この怪物はダメージを軽減する装甲を持っているので、戦うと長期戦になりやすくなります。
もし、この怪物と遭遇したら、逃げることをおすすめします。
以上でステータスについての紹介は終了です。
次の攻撃手段について紹介します。
見えざる馬の攻撃手段
この怪物の攻撃手段は以下の通りです。
- 近接戦闘
- 噛みつき
それでは説明していきます。
近接戦闘
これはこの怪物の蹄を叩きつける攻撃です。
この攻撃を1ラウンドに2回行うことができます。
この攻撃の命中率は75%で、与えるダメージは1D6+ダメージボーナスです。
噛みつき
これはこの怪物の歯で攻撃します。
1ラウンドの攻撃回数は1回であり、その成功率は50%です。
この攻撃が命中すると、相手に1d4+ダメージボーナスのダメージを与えます。
以上で見えざる馬についての紹介は終了です。
終わりに
半透明のエネミーに使いたいなら見えざる馬がおすすめです。
ただし、見えざる馬はあくまでクトゥルフ神話TRPGの伝承の怪物を一つです。
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