クトゥルフ神話TRPGにはティンダロスの王という生物がいますが、どんな生物なのかわかりずらいですよね。
ここでいうティンダロスの王はクトゥルフ神話TRPGの神話生物を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神話生物をシナリオに登場させていましたが、ティンダロスの王は時間に関するシナリオとして取り入れていました。
このページではティンダロスの王とその特徴、ステータスについて解説します。
ティンダロスの王ってどんな神話生物なの?
「ティンダロスの王」とは、クトゥルフ神話TRPGに登場する神話生物で、時の支配者という異名を持つ怪物です。
ティンダロスの王は異世界の物質でできている怪物です。
人間の目にはたくさんの鋭い角の断片からできているように見えます。
この生物は超次元の領域に存在しており、人間には一部分しか見えないから、大きさや形が変わって見えます。
この生物はティンダロスの猟犬を管理していると思われていますが、必要に応じて違う形で現れることもあります。
この生物はあまり地球には訪れず、重要な理由があるときのみ出現します。
一方、この生物と「ヨグ・ソトース」の信者たちは、互いを憎んでおり、現実の次元の支配をめぐって時を超えて戦争しています。
ティンダロスの王は人間のステータスより高く、戦えば、死亡する可能性が高いです。
さらに、普通の武器はダメージは与えない装甲を持ち、銃や爆弾ではダメージを与えることができません。
もし、この生物に遭遇したら、魔力を付与された武器で戦うか、何らかの方法を使って逃げることをおすすめします。
ヨグ・ソトースと敵対するエネミーをシナリオに使いたい人におすすめの神話生物です。
次の攻撃手段について紹介します。
ティンダロスの王の攻撃手段
この神話生物の攻撃手段は以下の通りです。
- 近接戦闘
- 噛みつき
- 舌
それでは一つずつ説明していきます。
近接戦闘
1つ目は近接戦闘です。
これはティンダロスの王がかぎ爪を使って攻撃します。
その攻撃の成功率は90%です。
この攻撃が成功すると相手に1d6+ダメージボーナスのダメージと青い膿を与えます。
青い膿とは、ティンダロスから来た生物が覆われている青いヌルヌルした液体です。
この液体は、近接戦闘で相手に命中したときに付着します。
相手に2d6のダメージを与えます。
さらに、液体は体についたままだと、毎ラウンド同じダメージを与え続けます。
この液体を体からふき取るには、上手に手を使わないといけません。
また、水で洗い流すこともできます。
炎を使っても液体を消すことができますが、その場合には火傷をしてしまうので、1D6ポイントのダメージを受けます。
噛みつき
2つ目は噛みつきです。
これはSIZが500までのものを丸ごと飲み込む攻撃です
飲み込まれた人は[1D10+6] ラウンドの間に脱出しないと分解されて死亡します。
この攻撃から抜け出すには呪文や魔力を付与された武器を使い、 最低でも合計で12ポイントのダメージを与える必要があります。
その攻撃の成功率は70%です。
その攻撃が成功すると、探索者はこの生物の体内で毎ラウンド1d4のダメージを受け、1d10のSTR,DEX,CON,APPを失います。
失ったステータスは休息すれば1日に5ポイント再生しますが、 APPは永久に失われます。
舌
3つ目は舌です。
この攻撃は、相手の体に穴を開けるために舌を使います。
痛みや出血はありませんが、相手はPOWとSTRを3D6ポイント失います。
この攻撃から逃れるためには、この生き物の舌を狙って8ポイントのダメージを与える必要があります。
この攻撃の成功率は90%です。
この攻撃が成功すると、ダメージはありませんが、相手はPOWとSTRを3D6ポイント失います。
失われたSTRは休息すれば1日に5ポイント回復できますが、POWは永久に失われます。
以上でティンダロスの王についての紹介は終了です。
終わりに
時間に関するシナリオに使いたいならティンダロスの王がおすすめです。
ただし、ティンダロスの王はあくまでクトゥルフ神話TRPGの神話生物を一つです。
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