今回は以下の悩みを持っている方向けの記事です。
「今までディレッタントでキャラクターを作ったことがないですが、はじめてディレッタントの職業でキャラクターを作成したいんです。でも、どの技能を取ったらいいのかわかりません…。ディレッタントでキャラクターを作るのにおすすめの技能ってありますか?」
このページではこのような質問に答えます。
本記事の内容は
- ディレッタントが習得すべき3つの職業技能
- ディレッタントが習得した方がいい3つの趣味技能
- ディレッタントのキャラを遊んでみて思ったこと
この記事を書いている私はTRPG経験は3年ほど。
実際にディレッタントでキャラクター作成し、遊んだことがあります。
今回の記事は参考資料と自身の経験を基に書いていますので、予めご了承してください。
ディレッタントが習得すべき3つの職業技能
本題に入る前にディレッタントの概要や技能について簡単に説明します。
資産家や有名人で、あくせく労働する必要がなく、ありあまる時間と時間を、読書、芸術鑑賞、スポーツに費やす人。
職業技能:
・芸術/制作(任意の分野)
・射撃
・乗馬
・対人関係技能から1つ
・ほかの言語
・任意のほかの3つの技能。信用:50~99%
新クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2020 (ログインテーブルトークRPGシリーズ)より抜粋
クトゥルフ2020を持っていない方は新クトゥルフ神話TRPGルールブックのデータを参照してください。
職業技能:
・芸術/制作(任意の分野)
・射撃
・乗馬
・対人関係技能(威圧、言いくるめ、説得もしくは魅惑)から2つ
・ほかの言語
・任意のほかの3つの技能信用:50~99%
新クトゥルフ神話TRPG ルールブック (ログインテーブルトークRPGシリーズ)より抜粋
今回、ディレッタントの職業技能の中からおすすめするのは以下の技能です。
- 芸術/制作(任意の分野)
- 対人関係技能(威圧、言いくるめ、説得、魅惑)
- ほかの言語
私がクトゥルフ神話TRPGで進行役(ゲームキーパー)として遊んでいるときにゲームで活躍するディレッタントはいつも上の3つの技能を習得していました。
それでは一つずつ説明していきます。
自由にロールプレイしたいなら芸術/制作(任意の分野)がおすすめ
オリジナルの技能を作りたいならこの技能を選びましょう。
この技能を選んだのは好きな分野を技能にすることができるからです。
実際にプレイヤーが芸術/制作(料理)を使って、他人の家のキッチンで料理を作っていました。
「その技能って必要なの?」と思うかもしれませんが、この技能を持っておくだけでロールプレイの幅が広がります
探索で役に立つ技能がほしい人にはおすすめしませんが、ロールプレイするための技能がほしい人は芸術/制作(任意の分野)を習得しておきましょう。
NPCから聞き込みをしたいなら対人関係技能がおすすめ
NPCから手がかりを入手したい人はこの技能を取りましょう。
この技能を選んだのはNPCから情報を集めることができる技能だからです。
実際にプレイヤーがこの技能を使って、依頼人の関係者から情報を引き出していました。
対人関係技能は以下の4つの技能から選ぶことができるので、簡単に説明します。
威圧:相手を脅すことに特化した技能→悪者ロールプレイしたい向け
言いくるめ:相手を欺いたり騙したりすることに特化した技能→手取り早くロールプレイしたい方向け
説得:時間をかけて議論をして相手に納得させる技能→信頼を築きたい人向け
魅惑:相手と親しくなることに特化した技能→相手を魅了したい人やAPPが高い人向け
「目星や図書館のような探索技能でなんとかなるんじゃない?」と思っているかもしれませんが、シナリオによってNPCから得られる情報の方が重要な場合があります。
NPCと話したくない人にはおすすめしませんが、NPCから手がかりを集めたい人は対人関係技能を取りましょう。
母国語以外の言葉を話したいならほかの言語がおすすめ
英語やラテン語など他の言語を話したい人はこの技能を選びましょう。
その理由はこの技能を習得すると特定の言語を理解することができるからです。
実際にプレイヤーがイタリア語で書かれた本を読むときにこの技能を使って、解読していました。
ほかの言語は探索に必要ないと思うかもしれませんが、探索で見つけたものがほかの言語に書かれたら情報を得ることができません。
母国語や日本語しか話したくない人にはおすすめしませんが、英語やラテン語を話してみたい人にはほかの言語がおすすめです。
以上でディレッタントにおすすめの職業技能について説明は終了です。しかし、趣味技能に関してどの技能選べばいいのかわかりませんよね。
ディレッタントが習得した方がいい3つの趣味技能
今回、ディレッタントの趣味技能の中からおすすめするのは以下の技能です。
- オカルト
- 図書館
- 目星
それでは一つずつ説明していきます。
クトゥルフ神話について調べたいならオカルトがおすすめ
クトゥルフ神話を関する情報を手に入れたい人はこの技能を取りましょう。
この技能を選んだのは集めた情報からクトゥルフ神話に関する情報か判別することができるからです。
この技能はクトゥルフ神話を検証できる数少ない技能の一つで、この技能を使うことでそれがクトゥルフ神話に関するものか、他のオカルトに関するものかと判別する事ができます。
実際にプレイヤーがこの技能を使って、民間の儀式がクトゥルフ神話とは無関係であることが調べました。
「クトゥルフ神話に関する情報をとっても意味ない」と思うかもしれません。
しかし、クトゥルフ神話に関する情報はほとんどのシナリオでクリアする上で重要な手がかりになります。
クトゥルフ神話に触れたくない人にはおすすめしませんが、クトゥルフ神話に関する手がかりを集めたい人はオカルトを取りましょう。
本やデータから手がかりを手に入れたいなら図書館がおすすめ
本や資料からシナリオクリアに必要な情報を入手したい人はこの技能を取りましょう。
この技能を選んだのは本やデータから情報を入手することができる技能だからです。
実際にプレイヤーが屋敷の本棚にこの技能を使うと屋敷の住民のものである日記を入手しました。
「本やデータが出ないシナリオの場合は」と思うかもしれませんが、クトゥルフ神話TRPGのほとんどのシナリオには本やデータが出てくるので、そこまで気にしなくても大丈夫です。
探索が好きじゃない人にはおすすめしませんが、本やデータから手がかりを見つけたい人は図書館を取りましょう。
探索で活躍したいなら目星がおすすめ
探索で手がかりを見つけたいならこの技能をとりましょう。
この技能を選んだのは様々な場所に対して情報をを手に入れることができる技能だからです。
実際にあるプレイヤーは洞窟を探索したときにこの技能を使い、誰かの足跡を見つけることができました。
「他に手がかりを見つける技能はないの」と思うかもしれませんが、色んなところで使うことができるのは目星だけです。
探索したくない人にはおすすめしませんが、探索で活躍したいのならば目星を習得しましょう。
以上でディレッタントにおすすめの趣味技能について説明は終了です。しかし、実際にディレッタントをキャラで遊んだみた人の感想も気になりますよね。
ディレッタントのキャラを遊んでみて思ったこと
ディレッタントのキャラを遊んでみて今思うことはNPCから情報を手に入れやすくかったことです。
なぜなら、信用が他の職業より高く、対人関係技能を習得することができるからです。
実際に私が作ったキャラの場合は信用と言いくるめを使って、NPCから情報を入手しました。
「信用って必要なの」と思うかもしれませんが、信用が高いとNPCから信用され、情報を手に入れやすくなります
貧乏の設定をつけたい人にはおすすめしませんが、NPCから情報を手に入れたい人にはディレッタントがおすすめです。
まとめ
最後に今回紹介した内容を簡単にまとめましょう。
ディレッタントでおすすめの職業技能
- 芸術/制作(任意の分野)
- 対人関係技能(威圧、言いくるめ、説得、魅惑)
- ほかの言語
ディレッタントでおすすめの趣味技能
- オカルト
- 図書館
- 目星
以上で、今回のページの内容は終了です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
このページを読んでいるみなさんが今回紹介したディレッタントのキャラを作って遊びたいと思ってくれたら幸いです。
幸せなTRPGライフをお送りください!
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