クトゥルフ神話TRPGにはグロスゴールカという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうグロスゴールカはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、グロスゴールカは南極を舞台にしたシナリオに取り入れていました。
このページではグロスゴールカとそのカルト、能力について解説します。
グロスゴールカってどんな神格?
グロスゴールカとはクトゥルフ神話に登場するグレード・オールド・ワンです。
ある魔導書によると、南極圏のどこかにある「アンタルクトスの山」の下には、この神格が住んでいると言われています。
また、この神格がムノムクァの「兄弟」であると書かれています。
ムノムクァは地球のドリームランドにある月に住んでいたと言われており、この神格もかつてはその天空の球体に住んでいた可能性があります。
しかし、この2体がどのように関係しているのかはまだ推測の域を出ません。
さらに、先史時代の記録文書には、鳥の神格への崇拝に関する記述があります。
この神格を信仰するカルトはアフリカ、南米、北極圏に存在しているようです。
これらの情報から、この神格には未解明な力や秘密が関わっており、ムノムクァとのつながりも謎めいています。
南極を舞台のシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
グロスゴールカはどこで遭遇するの?
極地の探検家は、アンタルクトス山を探す必要はありません。
なぜなら、その山の地下にあるものは、健康や長寿には役立たないからです。
考古学者は、かつてグロス=ゴールカを崇拝していた人々の名残や、現代のカルトのメンバーに出会うことがあります。
彼らは調査を手伝ってくれることもあれば、妨害することもあります。
魔術に興味を持つ研究者は、気づいたら門を抜けて旅に出てしまうことがあります。
黒い円錐の不思議な影響でグロス=ゴールカやその手先のいる場所にたどり着いてしまうかもしれません。
グロスゴールカとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
グロスゴールカのカルトってどんなの?
この神格のカルトは、昔アフリカと南米に存在していたけれども、今はほとんど見かけません。
考古学者たちは、この地域で仕事をする際に、カルトによって妨害されることもあるけれど、逆に彼らの手助けをしてくれる人もいます。
でも、そのカルトは珍しい存在で、問題になることはほとんどありません。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
グロスゴールカの能力
グロスゴールカの能力については以下の2つです。
- 手先
- 不浄な似姿
それぞれ説明します。
手先
この能力を使うと、1d6体のあの世からの漁夫を呼び出すことができます。
呼び出した神話生物たちは、最大で10ラウンド以内に現れます。
不浄な似姿
この神格を表す絵や彫刻などの芸術作品は、人間に害を及ぼす可能性があります。
この神格の似姿を見たり触れたりすると、毎晩連続して悪夢を見ることになります。
悪夢によって1日に1度、正気度ポイントを失います。
ただし、ハードのPOWの抵抗ロールに成功すれば、この悪夢から逃れることができます。
もし抵抗ロールがファンブルになると、犠牲者は1d10分間の陰鬱な自省に陥ります。
自省中は周囲の出来事に気を取られず、自分自身を守ることもできません。
自省の周期は、必要に応じてキーパーが〈幸運〉のロールで決めることができます。
この神格の似姿が破壊されるか、または影響を受けた者が連続して5日間精神分析を受けるまで、恐怖は続きます。
5日目の最終日に〈精神分析〉ロールに成功すれば、患者は悪夢から解放されます。
しかし、失敗した場合は、〈正気度〉ロールを行い、正気度ポイントを2ポイント失い、5日間の回復プロセスを最初からやり直さなければなりません。
もし精神分析を受けられない場合、5日間の休息とハードのPOWの抵抗ロールで代用することもできます。
悪夢の治療が成功した場合でも、同じこの神格の似姿または他の似姿を見ると、自動的に再び悪夢を見ることになります。
その場合、犠牲者は再び精神分析を受けるか、絵や物体を破壊する方法を見つけなければなりません。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
あの世からの漁夫を従える神格に登場させたいならグロスゴールカがおすすめです。
ただし、グロスゴールカはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
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