クトゥルフ神話TRPGにはサイサロスという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうサイサロスはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、サイサロスは死に関する邪神としてよく取り入れていました。
このページではサイサロスとそのカルト、能力について解説します。
サイサロスってどんな神格?
サイサロスとはクトゥルフ神話に登場するグレート・オールド・ワンです。
この神格は信奉者たちに宿命か死を体現する存在と考えられ、この神格と関わることで人生の苦難を終わらせてくれるとされています。
この存在は生命に呪いをもたらす存在であり、物質化する際には近くにいる生命に命を押しつぶすような圧迫感を与えます。
その結果、この神格に近づいた者たちは自らの死を求め、幻視によって死を受け入れさせられます。
幸いにも、この神はまれにしか現れず、時間の大部分には存在しないとされています。
死を与える神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
サイサロスはどこで遭遇するの?
死の世界を調べる探索者たちは、この神格を出現させてしまう可能性があります。
あるいは、この神格を信奉するカルトと接触するかもしれません。
この神格の彫像は、失望や絶望のオーラを帯びており、そのオーラに触れた者たちは異常なふるまいを示すことがあります。
ただし、広範囲にわたって動物や人に死をもたらすかもしれないが、実際には会うべき個体のためにデザインされた外見にすぎません。
サイサロスとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
サイサロスのカルトってどんなの?
この神格を崇拝するカルトはまれで、信者たちは自分たちが死ぬと思い、自分たちの死を求めます。
彼らは自分たちの死がこの神格に貢ぎ物になると信じています。
このカルトは、他の人々にとって命が意味を持たないと信じさせようとしており、死を通じてのみ意味を見出せると考えています。
カルトには様々な考え方があり、死が終わりではなく、より良い人生への入り口だと考える者もいます。
しかし、カルトの指導者たちは、生け贄の子羊のようなメンバーたちをサイサロスに差し出しながら自分たちは生き続けていることで、より神に気に入られると信じているかもしれません。
このような考え方は妄想と狂気にとらわれていると思われます。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
サイサロスの能力
サイサロスの能力については以下の3つです。
- 闇に包まれたもや
- 祝福の衣
- 彫像
それぞれ説明します。
闇に包まれたもや
この神格は放つ霧に探索者が入ると、1.6km四方の範囲で視界が悪くなります。
目星やナビゲートなど目を使う技能を使うときには、ペナルティーダイス1つを受けます。
この霧はとても濃く、一緒に行動していると迷ってしまうことがあります。
だから、一緒に行動している人たちがどのくらいで迷子になるか調べるときは、幸運のロールをするといいかもしれません。
祝福の衣
この神格が出す霧に入ってしまうと、夢を見ているかのような感じになります。
そして、何度も自分が死んでしまう場面を見せられ、絶望してしまう人がいます。
そうすると、この神格の方向に引き寄せられ、手を取ってしまうと、死んでしまうか正気がなくなってしまうかもしれません。
もし、この神格に直接会ってしまったら、正気を失わないように気をつけましょう。
でも、助かったとしても、まだ夢を見ているような感じで、現実をちゃんと認識できないことがあります。
彫像
この神格の彫像というものがあって、それを扱っている人がおり、POWロールに失敗すると、呪文の影響を受けるかもしれません。
その影響を受けた人は、自分が死ぬ夢を見るようになり、数日間0/1d4の正気度を失います
その後、POWロールの判定を行い、成功したら、その人にはもう影響を受けませんが、失敗したら、その人は緊張したり、人と話すことができなくなります、
そして、この神格が現れ、その人はこの神格の手を掴もうとします。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
まとめ
死を導く神格に登場させたいならサイサロスがおすすめです。
ただし、サイサロスはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
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