3,4人でTRPGを遊びたいけど、ワールドエンドフロントラインは買って損はしないか気になることですよね。
崩壊しかけた世界で戦いたい人におすすめのルールブックが「ワールドエンドフロントライン」です。
私は他のTRPGのルールブックを遊んできましたが、本ゲームはロールプレイ重視のTRPGシステムです。
そこで、今回は「ワールドエンドフロントライン」について詳しく解説します。
そもそもワールドエンドフロントラインってどんなルールブックなの?
「ワールドエンドフロントライン」 を簡単に言いますと「滅びゆく世界で自分の未来を選び取るため戦うTRPG」です。
本書は2023年3月20日に発売されました。
本書は以下の章で構成されています。
- イントロダクション:ワールドエンドフロントラインについてざっくり説明
- ふたつのモード:「セッションモード」や「フラグメントモード」について紹介
- ルール:ワールドエンドフロントラインのルールについて解説
- 不凋花:シナリオで使うエネミーデータ
- 設定資料集:ワールドエンドフロントラインの世界観や設定
- シナリオ:ワールドエンドフロントラインのサンプルシナリオやシナリオの書き方について記載
- ひとりで遊べる物語:ワールドエンドフロントラインをひとりで体験できる
本書にはルール、シナリオがあり、この1冊で遊ぶことができます。
本書にはワールドエンドフロントラインで遊ぶためのルールが記載されています。
ワールドエンドフロントラインを読んでみた感想
私が本書を読んで思ったことはワールドエンドフロントラインでシナリオを作ってみたいことでした。
その理由は、世界観や設定が好きになり、その設定を使ってシナリオで作りたいと思ったからです。
ワールドエンドフロントラインは終わりゆく世界で人々が必死に生きていくTRPGです。
本書の設定資料集の章には、都市国家や契約者などの設定が多く記載しています。
その設定を活かしてシナリオを書きたい人は本書を手にとって見ることをおすすめです。
ワールドエンドフロントラインを買うデメリット
本書のデメリットは2人以下で遊べないことです。
なぜなら、このゲームの想定プレイ人数が3人以上だからです。
本書に収録されているシナリオは3~4人で遊べるようになっています。
今月発売されたばかりで一緒に遊べる人がいないと思うかもしれませんが、TRPGカフェでのイベントやオンラインセッションに参加することで遊べる可能性があります。
よって、本書のデメリットは少人数で遊ぶことができないことです。
ワールドエンドフロントラインを買うメリット
ワールドエンドフロントラインを買うメリットは以下の3つです。
- この本1冊でワールドエンドフロントラインを遊べる
- シナリオを作らなくても遊ぶことができる
- シナリオを作ることができる
他にも細かい理由はたくさんありますが、最も大きな理由はこの3つです。
それでは、1つずつ解説します。
この本1冊でワールドエンドフロントラインを遊べる
1つ目はワールドエンドフロントラインを遊ぶことができることです
なぜなら、151ページに渡ってルールがまとめられているからです。
本システムの主なルールを一部抜粋します
- ゲームを遊ぶ際の決めごと
- 戦闘の進め方
- フロントラインマップ
151ページを読み込むのはちょっときついと思う人はいるかもしれませんが、そんな人向けに本書の「速習講座セッションモード」にてざっくりするべきことが書かれています。
ワールドエンドフロントラインを遊びたい人は本書を手に入れましょう。
シナリオを作らなくても遊ぶことができる
2つ目の理由はすぐにワールドエンドフロントラインを遊ぶことができることです。
なぜなら、本書には5本のサンプルシナリオが収録されているからです。
本書で追加されたサンプルシナリオを一部紹介します。
- 亜神姉妹の幸福な日常
- 破鏡戦争
- The Last Rose
ワールドエンドフロントラインのシナリオは何回でも遊ぶことができるので、サンプルシナリオだけで十分に遊ぶことができます。
本書に4本のシナリオがあるので、すぐにワールドエンドフロントラインで遊ぶことができます。
シナリオを作ることができる
3つ目はワールドエンドフロントラインのシナリオを作成できることです。
なぜなら、シナリオ作成に関するコラムが載っているからです。
シナリオ講座は326~335ページに渡ってシナリオの書き方についてまとめられています。
また、「シナリオライターの心構え」というコラムがあり、シナリオを書く上でのマインドを紹介しています。
ワールドエンドフロントラインのシナリオを作成したいなら本書を手に取ってみましょう。
ワールドエンドフロントラインはどんな人におすすめ?
ワールドエンドフロントラインを買ったほうが良い人を紹介します。
- 3~4人でTRPGを遊びたい人
- 4~6時間ほど確保することができる人
- ディストピアっぽい設定が好きな人
それでは、1つずつ解説します。
3~4人でTRPGを遊びたい人
1つ目は3~4人でTRPGを遊びたい人です。
なぜなら、3,4人で遊べるTRPGだからです。
本書で収録されたシナリオは3~4人で遊べるようになっています。
3,4人でTRPGを遊びたい人は本書を使って遊んでみましょう。
4~6時間ほど確保することができる人
2つ目は時間に余裕がある人です。
なぜなら、遊ぶのに3~6時間必要だからです。
ワールドエンドフロントラインはセッション準備を含めると8~9時間かかってしまいます。
まとまった時間が取れない人は短時間で何回かに分けて遊ぶことで本システムを遊ぶことができます。
3~6時間でしっかり遊びたい人には本書がおすすめです。
ディストピアっぽい設定が好きな人
3つ目はディストピア系のTRPGで遊びたい人です。
なぜなら、本書は崩壊しかけた世界で人々が生きている世界観や設定があるからです。
本書の世界観は「亜神、妖精、契約者」の3つに分かれて、最後の生存圏でいくつもある都市国家の中で暮らしています。
ディストピアっぽいゲームを遊びたい人は本書で遊んでみましょう。
終わりに
最後までご覧頂きありがとうございました。
今回はワールドエンドフロントラインについて紹介しました。
本書にはワールドエンドフロントラインのルールやキャラ作成、シナリオの書き方などの情報が載っています。
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