クトゥルフ神話TRPGにはシュドメルという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうシュドメルはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、シュドメルは酸の皮膚を持つ邪神としてシナリオに取り入れていました。
このページではシュドメルとそのカルト、能力について解説します。
シュドメルってどんな神格?
シュドメルとはクトゥルフ神話に登場するグレード・オールド・ワンです。
この神格は、非常に巨大な生物で、長さは1.6キロメートル以上あると言われています。
この神格は多くの目を持ち、皮膚から毒や腐食性の化学物質を出し、酸性の煙を生み出すことができます。
この神格は地球の中心に住んでおり、地表に出てくることはめったにありません。
かつては「グハーン」という伝説の町に封印されていましたが、その封印は徐々に弱まり、解放されたこの神格は地球の内部に住み着きました。
一部の地震は、この神格が地表に出た結果起こった可能性がありますが、詳細は不明です。
地震を起こす神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
シュドメルはどこで遭遇するの?
グハーンの秘密を探し求める人たちは、カルトやこの神格に出くわす可能性があります。
特に注意すべきはクトーニアンという神話生物です。
また、地下世界探索でもこのカルトの痕跡に遭遇することがあるかもしれません。
現代のカルトの状況では、人里離れた場所で集会が行われる可能性が高く、クトーニアンやこの神格が現れても気づかれないこともあります。
シュドメルとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
シュドメルのカルトってどんなの?
昔の人々は「大地の神々」を崇拝し、生け贄をささげていました。
しかし、現代ではこの神格を信仰することはほとんど受け入れられていません。
ただし、ある魔導書には「蟲男の部族」という存在があるため、蟲男はこの町を建設したカルトの生き残りであると考える学者もいます。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
シュドメルの能力
シュドメルの能力については以下の3つです。
- 地震を起こす
- 腐食と毒性
- 遠隔操作
それぞれ説明します。
地震を起こす
地震を起こすには、MPを使います。
MPが多ければ地震の強さも強くなります。
2MPを使えばマグニチュード1の地震が起こり、4MPを使えばマグニチュード2の地震、6MPを使えばマグニチュード3の地震が起こります。
でも、マグニチュード9といった大きな地震を起こすには、18MPが必要です。
地震の最大の影響は400mの範囲で、400m離れるごとに破壊の度合いが弱くなっていきます。
消費するコストを2倍にすると、最大効果の範囲を2倍にすることができます。
腐食と毒性
この神格の肉体は、人間にとって危険なものです。
なぜなら、有害な煙を放ち、触れたら腐ってしまうからです。
20m以内にいる人が、適切な呼吸器具を着けていないと、吐き気に襲われてしまいます。
でも、効果範囲外に出ると、1d4ラウンドの間、有毒な煙の影響を弱めることができます。
この神格の肉体に触れた皮膚は、触れたラウンドにつき1ポイントのダメージを受けます。
もし全身がこの神格の体にぶつかった場合は、ダメージは[1D4+2]ポイントに増えます。
衣服は1ラウンドで燃え尽きてしまい、装備品と普通の武器は急速に腐って使い物になりません。
ただし、魔力を付与した武器は抵抗できることがあります。
遠隔操作
この神格が、MPを使って人々を支配し、自分の思考を侵食します。
被害者は自分が支配されていることに気づかないことがあります。
自分が支配されていることに気づいた場合、ハードのPOWロールに成功しなければ抜け出すことはできません。
この神格はテレパシーを使って、16km以内の人々と交信することができます。
しかし、距離が遠くなるほど、消費するMPのコストが増加します。
80km離れている場合は、5MPが必要です。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
地震を起こす神格に登場させたいならシュドメルがおすすめです。
ただし、シュドメルはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
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