クトゥルフ神話TRPGには黒い風という神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいう黒い風はクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、黒い風はを雷をテーマにしたシナリオに取り入れていました。
このページでは黒い風とそのカルト、能力について解説します。
黒い風ってどんな神格?
黒い風とはクトゥルフ神話に登場するニャルラトホテプの化身です。
この化身は、激しい雨や耳をつんざく雷、そして焼き焦がす稲妻を伴います。
どんな形で現れても、その場所の地理的な特徴に合わせた形を持っています。
例えば、砂漠では砂嵐が、北極圏ではブリザードが起こります。
どの形であっても、数千もの魂の叫び声が上がる苦しみがあり、風がうなる音が聞こえます。
災害をもたらす化身をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
黒い風のカルトってどんなの?
アフリカに存在する血塗られた舌の教団は、年に1回、ニャルラトテップに祈り、黒い風を解き放ちます。
通常、ニャルラトテップは血塗られた舌の姿で現れ、その後、四散してこの化身になります。
この力は手に負えず、周辺地域に疫病や飢饉、災害をもたらします。
教団はこの化身を利用して、自分たちが支配する神聖な場所や敵に自分たちの力を見せつける手段として使っています。
この化身はニャルラトテップや他の怪物の姿を持ち、宇宙的な力を持つ存在のように現れ、甚大な被害をもたらします。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
黒い風の能力
黒い風の能力については以下の3つです。
- 荒廃
- 病気
- うなる音
それぞれ説明します。
荒廃
このすさまじい嵐は、周囲何kmにもわたります。
この嵐が通ると作物、森、 そして家を破壊し、 土地は不毛の地となるまで破壊されます。
病気
この化身が通り過ぎると、 影響を受けた地域には、病 気をもたらす害獣や害虫がまん延することになります。
害獣に遭遇した者は、[CONの5分の1] 時間以内に病気を発症する可能性があります。
病は地域によって腺ペスト、天然痘、エボラなどさまざまであります。
1d6日間にわたって1日に5d10ポイントのCONを奪います。
CONが0に達するとその人は死亡します。
毎日、医学の判定に成功すれば、1日に失うCONを2分の1にできます。
うなる音
この化身が上げる血も凍らせるようなうなる音は、1ラウンドに1ポイントの正気度ポイントを失わせます。
しかし、耳を覆っていれば、正気度ポイントを失わなずに済みます。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
災害を起こす神格に登場させたいなら黒い風がおすすめです。
ただし、黒い風はあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
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