クトゥルフ神話TRPGにはアブホースという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうアブホースはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、アブホースは体の一部を人間に与える邪神としてシナリオに取り入れていました。
このページではアブホースとそのカルト、ステータスについて解説します。
アブホースってどんな神格?

アブホースとはクトゥルフ神話に登場するグレード・オールド・ワンです。
この神格が、灰色に光る洞窟の中にいると考えられています。
この洞窟は「ンカイ」という北アメリカの地下領域にある可能性があるとされています。
この神格は、自らの擬足や触肢を使って、生まれた子供たちを根源たる塊の中へ取り込みます。
しかし、生き残った子供たちは、この神格に仕えたり、地下に隠れて狩りをすることがあります。
時には地上世界に現れ、人類を悩ませることもあります。
洞窟に棲んでいる神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
アブホースはどこで遭遇するの?
この神格は自分自身の汚濁の海の中にいて、侵入者を攻撃する可能性があります。
しかし、正確な儀式を行うことでこの神格を鎮めることができます。
この神格は子供たちの目を通して情報を得ることができます。
子供たちが見たものに興味を示すと、この神格はその食事を取るよう命じることがあります。
この神格が何を食べるかはわからないが、特別な力や洞察を手に入れる可能性があります。
アブホースとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
アブホースのカルトってどんなの?
この神格を信仰する人はいないが、関心を持つと彼に取りつかれる可能性があります。
弱い意志を持つ人は仲間に引き込まれるが、大半の人は一人で祈りを捧げます。
中にはこの神格を体現化しようとする人もおり、テレパシーを通じて交信することで創造力が高まります。
しかし、それは身体的な健康を害することがあります。
この神格を探す人もいるが、彼との出会いは生存を脅かす可能性があります。
人類以外にも、地下に住む恐ろしい存在がこの神格を崇拝することがあります。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
この神格のステータスは次の章で紹介します。
アブホースのステータス、能力
アブホースのステータスは以下の通りです。
能力値:ロールor数値:平均
新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.2 神格編より抜粋
STR:200
CON:500
SIZ:400
POW:250
DEX:05
移動:0
耐久力:90
装甲:なし。
1ラウンドで耐久力が20ポイント回復します。
ただし、耐久力が0になると、この神格は地下深くへ潜り込んでしまいます。
正気度喪失:1d6/2d10
アブホースは耐久力を回復する装甲があるため、この神格と戦うことになれば長期戦になる確率が高いです。
もし、この神格と戦う場合、儀式や退散の呪文で対処することをおすすめします。
そして、アブホースの能力については以下の2つです。
- 複製
- テレパシー
それぞれ説明します。
複製
この神格は、自分の体の一部を誰かにあげることがあります。
そして、その一部が成長して、この神格の子どもになることができます。
テレパシー
テレパシーとは、この神格が自分の落とし子と意識を通わせることができる力のことです。
この神格は近くにいる人間にははっきりとした内容を伝えることができますが、遠くにいる人間には、この神格の言葉は夢のように聞こえます。
イクストリームのPOWロールに失敗した場合、近くにいる人間はこの神格に支配されてしまいますが、遠くにいる人間はレギュラーのPOWロールに失敗した場合にしか影響を受けません。
ただ、遠くにいる人間もこの神格の力を感じることがあり、その影響下にある者は、どこかに行かなくてはいけないとか何かをしなければいけないという「影響力」や「切なる思い」を感じることがありますが、自分の益にならないことは実行しなくても大丈夫です。
以上でステータスや能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
テレパシーを扱う神格に登場させたいならアブホースがおすすめです。
ただし、アブホースはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格の一つです。
クトゥルフの神格について知りたいなら新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.2 神格編というサプリメントが必要です。
そのサプリメントについて知りたい方はこちらの記事でまとめています。