クトゥルフ神話TRPGにはビーモスという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうビーモスはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、ビーモスはクトゥルフに関係がある邪神としてシナリオに取り入れていました。
このページではビーモスとそのカルト、能力について解説します。
ビーモスってどんな神格？
ビーモスとはクトゥルフ神話に登場するクトゥルフの化身です。
ビーモスの姿は滅多に現れず、文献にもほとんど報告がありません。
ある魔道書では、「むさぼるもの」と呼ばれています。
この化身は青や緑や黄色の色合いを持つ霧状の存在であり、海に現れることが特徴です。
この化身に触れると、人々に有害な影響が及び、普段は理性的な人々も野蛮で暴力的な行動に走ってしまうことがあります。
幽霊船のように、乗組員の形跡が見つからずに発見される船もあります。
クトゥルフに関する神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
ビーモスはどこで遭遇するの？
海で放棄された船を見つけることは珍しいですが、たまたまそんな船に出会うと、この化身と遭遇する可能性があります。
また、船で海を渡ると、いつでもこの化身の力に巻き込まれる可能性があります。
陸地では、この化身のカルトが存在する奇妙な集落と偶然出会えば、そのカルトは本当に脅威となります。
集落が海図に載っていない場所にあることもありますし、他の場所は文明的なのに、その集落だけが人目につかない場所に隠れていることもあります。
この化身の過激な支持者たちは、急いで人類の文明を破壊しようとしており、ほとんどどこにでもそのような人々に出会う可能性があります。
ビーモスとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
ビーモスのカルトってどんなの？
この化身への信仰は、昔の文化では行われていましたが、今はほとんど忘れられてしまったようです。
でも、現代では、北アメリカやカナダの西部、アジア、ポリネシアの海岸近くの一部の奇妙な共同体で、この化身への信仰が行われているかもしれません。
昔の儀式では、乱暴で激しい踊りや野蛮な行動が行われていましたが、今ではそれが大きく変わっている可能性もあります。
カルトの指導者たちは、儀式に海の生き物を使うことがあります。
クロコダイルやサメを使って通過儀礼を行ったり、選ばれた信者や他の場所にいた人を生け贄にして殺すときに使うこともあります。
そのため、カルトのメンバーは傷の跡が見られることがよくあります。
このカルトの特徴は、文明を避け、科学技術を嫌い、過酷な生活を送る共同体になることです。
カルトの指導者たちは夢の中でこの化身からの啓示を受け取り、現代社会に対してテロ行為を計画し、暴力行為を行いながら、交通機関を破壊し、「文明」の象徴的なものを壊すかもしれません。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
ビーモスの能力
この化身の主な能力については以下の3つです。
- 精神感化
- 夢を汚染する
- 天候操作
それぞれ説明します。
精神感化
この化身によって、動物や人間は野蛮で残忍になります。
その結果、暴力的な怒りを感じて近くにいる相手や物を攻撃してしまうことがあります。
この化身はこの能力を使うために10MPを使い、500mの範囲に効果を及ぼします。
さらに、さらに10MPを使うと範囲を500m広げることもできます。
ただし、人々は自分の意志力で抵抗することができる可能性があります。
この効果は1d10+4時間続きます。
効果を受けなかった人々は自分自身を守るために残忍にならざるを得ません。
夢を汚染する
この化身から1.6km以内にいる人々は、忌まわしい悪夢を見ることになります。
しかし、ビーモスは5MPを使うことで、水辺で寝ている人々の夢を汚染することができます。
また、10MPを使うと、どこにいようと誰でも影響を与えることができます。
天候操作
この化身は5以上のMPを使うことで、自身の8km以内の天候に影響を与えることができます。
5MPごとに、天候が1段階変化します。
たとえば、風のない日にそよ風を吹かせたり、そよ風を強風に変えたり、強風を嵐に変えたりすることができます。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
火が弱点神格に登場させたいならビーモスがおすすめです。
ただし、ビーモスはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
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