クトゥルフ神話TRPGにはズ=チェ=クォンという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうズ=チェ=クォンはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、ズ=チェ=クォンは視覚を奪う邪神としてよく取り入れていました。
このページではズ=チェ=クォンとそのカルト、能力について解説します。
ズ=チェ=クォンってどんな神格?
ズ=チェ=クォンとはクトゥルフ神話に登場するグレート・オールド・ワンです。
この神格はクトゥルフ神話に出てくる存在で、オメガ星雲の先にいて宇宙のエーテルに生きていると信じられています。
地球に呼び出されたことがあるが、悲惨な出来事が残されるため、それほど呼び出されることはありません。
ある魔導書には、この神格を最初はシアエガの子としているが、あとにはシアエガの生みの親としているため、矛盾があります。
この神格は、小規模な宗派が崇拝していたことがあり、その集団は粛清されたが、生き残った者もいます。
この神格は、他のオールド・ワンとは異なり、封じ込められることはなかったが、自力で目覚めることができない休眠状態にされました。
招来の儀式で一部目覚めさせることができるが、完全に目覚めることはできません。
ただし、彼の存在だけでも地球の生命には呪いです。
将来、オールド・ワンが復活すると、この神格も目覚めるが、その時まで不可解な存在であり続けます。
封印されていない神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
ズ=チェ=クォンはどこで遭遇するの?
この神格を崇拝する人たちの中には、オールドワンという存在に注意を向けることが多いようです。
このカルトは、誘拐や脅迫などで新しい信者を勧誘し、オールドワンに供物をささげることを目的としています。
一部の信者たちは、オールドワンと意思疎通ができることもあるようですが、多くは勝手に解釈して、理性を失い行動してしまいます。
そのため、こうしたグループは長続きせず、すぐに当局によって取り締まられることが多いようです。
ズ=チェ=クォンとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
ズ=チェ=クォンのカルトってどんなの?
ズーチェ=クォンを崇拝する人たちはまれで、グループには共通点やつながりがありません。
しかし、「イオドの書」を読んで崇拝する者や、ムーから伝承を継承する者などがいます。
少なくとも2つの「覆う手」というグループが存在しており、米国バージニア州やドイツで活動しています。
また、「目なきものたち」というグループが新たに出現し、ユタ州で活動しています。
クトゥグァの崇拝者たちは、ズーチェ=クォンのカルトにとって脅威となる可能性があるが、その理由は単純な光と闇の対立だけではなく、根深い理由があるかもしれません。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
ズ=チェ=クォンの能力
ズ=チェ=クォンの能力については以下の3つです。
- 招来
- 包み込む
- 不可視
それぞれ説明します。
招来
この神格を呼び出す儀式には、音が必要です。
通常は特別な音を使いますが、この儀式では不協和音を出す鐘を使います。
この神格は、正しい音が続けて鳴り響いている時にしか現れないので、音が途切れるとすぐに姿を消してしまいます。
包み込む
この神格が現れると、光が消えて、暗闇が周りに広がります。
その中心に、このオールド・ワンが姿を現します。
この姿は、不思議な闇でできており、少し実体があります。
アイテムや呪文の一部は明るさを放つことがありますが、ほとんどの人は技能のテストでペナルティーを受けます。
また、地震が起きている場所で立っている場合、DEXロールに成功する必要があります。
不可視
この神格の前にいると、地球上の生き物は目が痛くなります。
その痛みが我慢できず、自分で自分の目をえぐり出してしまうこともあります。
その効果はこの神格が去るまで、地球上の生き物は何も見えません。
探索者は、体力を表すCONロールに成功しなければならず、失敗すると目をこすらずにはいられなくなります。
CONロールがファンブルだと、非常に激しくかきむしったことになり、1D4ポイントのダメージを受けます。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
まとめ
シアエガ関するシナリオに登場させたいならズ=チェ=クォンがおすすめです。
ただし、ズ=チェ=クォンはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
クトゥルフの神格について知りたいなら新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.2 神格編というサプリメントが必要です。
そのサプリメントについて知りたい方はこちらの記事でまとめています。