今回は以下の悩みを持っている方向けの記事です。
「今までプロデューサーでキャラクターを作ったことがないですが、はじめてプロデューサーの職業でキャラクターを作成したいんです。でも、どの技能を取ったらいいのかわかりません…。プロデューサーでキャラクターを作るのにおすすめの技能ってありますか?」
このページではこのような質問に答えます。
本記事の内容は
- プロデューサーが習得すべき3つの職業技能
- プロデューサーが習得した方がいい3つの趣味技能
- プロデューサーのキャラを遊んでみて思ったこと
この記事を書いている私はTRPG経験は3年ほど。
実際にプロデューサーでキャラクター作成し、遊んだことがあります。
今回の記事は参考資料と自身の経験を基に書いていますので、予めご了承してください。
プロデューサーが習得すべき3つの職業技能
本題に入る前にプロデューサーの概要と習得できる技能について簡単に説明します。
映画、テレビ番組、ショー、舞台などの制作にあたって立案・人事などを担う人。
職業技能:聞き耳、芸術/制作(演出)、心理学、法律、対人関係技能から2つ、任意のほかの2つの技能。
信用:30~70%
新クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2020 (ログインテーブルトークRPGシリーズ)より抜粋
今回、プロデューサーの職業技能の中からおすすめするのは以下の技能です。
- 芸術/制作(演出)
- 心理学
- 対人関係技能
私がクトゥルフ神話TRPGで進行役(ゲームキーパー)として遊んでいるときにゲームで活躍するプロデューサーはいつも上の3つの技能を習得していました。
それでは一つずつ説明していきます。
プロデューサーっぽくロールプレイしたいなら「芸術/制作(演出)」がおすすめ
プロデューサーらしくロールプレイしたいならこの技能を選びましょう。
この技能を選んだのはこの技能を使ってロールプレイすることができるからです。
実際にプレイヤーがこの技能を使い、TV番組の盛り上げについて話しながらロールプレイしていました。
ロールプレイしながらTV番組の演出を考える必要がありますが、その分ロールプレイの幅が広がります。
あまりロールプレイしたくない人にはおすすめしませんが、プロデューサーのようにロールプレイしたいなら芸術/制作(演出)を習得しておきましょう。
正確な情報を集めたいなら「心理学」がおすすめ
NPCの情報の真偽を確かめたいならこの技能を取りましょう。
なぜなら、NPCの嘘を見破ることができるからです。
実際にプレイヤーがこの技能を使って、NPCの嘘を見破っていました。
KPが判定に失敗して混乱する可能性がありますが、正確な情報が多ければ多いほどシナリオをクリアする確率が上がります。
真偽を判別するのがめんどくさい人にはおすすめしませんが、交渉して情報を獲得したい人には心理学を取りましょう。
NPCにインタビューしたいなら「対人関係技能」がおすすめ
NPCから情報を聞き出したい人はこの技能を取りましょう。
この技能を選んだのはNPCから会話を通して情報を手に入れることができるからです。
実際にプレイヤーがこの技能を使って、TV関係者から情報を聞き出していました。
対人関係技能は以下の4つの技能から選ぶことができるので、簡単に説明します。
威圧:相手を脅すことに特化した技能→悪者ロールプレイしたい向け
言いくるめ:相手を欺いたり騙したりすることに特化した技能→手取り早くロールプレイしたい方向け
説得:時間をかけて議論をして相手に納得させる技能→信頼を築きたい人向け
魅惑:相手と親しくなることに特化した技能→相手を魅了したい人やAPPが高い人向け
「探索技能で取れないの?」と思っているかもしれませんが、NPCから情報を引き出すには対人関係技能を使うしかありません。
NPCと関わりたくない人にはおすすめしませんが、NPCと話しながら情報を集めたい人は対人関係技能がおすすめです。
以上でプロデューサーにおすすめの職業技能について説明は終了です。しかし、趣味技能に関してどの技能選べばいいのかわかりませんよね。
プロデューサーが習得した方がいい3つの趣味技能
今回、プロデューサーの趣味技能の中からおすすめするのは以下の技能です。
- 応急手当
- 図書館
- 目星
それでは一つずつ説明していきます。
耐久力を回復する技能が欲しいなら「応急手当」がおすすめ
探索中に死にたくないならこの技能を選びましょう。
その理由は耐久力を1ポイント回復することができるからです。
実際に自分も神話生物との戦闘で受けたダメージを受けた時、この技能を使って耐久力を回復しました。
「探索中にダメージを受けることなんてあるの?」と思うかもしれませんが、シナリオによっては神話生物との戦闘でダメージを負う可能性があります。
回復手段はいらないと思う人にはおすすめしませんが、回復手段が欲しい人には応急手当がおすすめの技能です。
応急手当についてもっと知りたい人は以下の記事をご覧ください。
本やデータから情報を集める技能がほしいなら「図書館」がおすすめ
本や資料から情報を集めたい人はこの技能を取りましょう。
この技能を選んだのは本やデータからシナリオに関する情報を集めることができる技能だからです。
実際にプレイヤーがこの技能をNPCのパソコンに使い、メールの中から不審なやり取りをしているメールを見つけました。
「本やデータが出ないシナリオの場合は」と思うかもしれませんが、クトゥルフ神話TRPGのほとんどのシナリオには本やデータが出てくるので、そこまで気にしなくても大丈夫です。
探索より戦闘がしたい人にはおすすめしませんが、本やデータから手がかりを集めたい人は図書館がおすすめです。
探索で情報を見つける技能が欲しいなら「目星」がおすすめ
探索で活躍したいならこの技能をとりましょう。
この技能を選んだのは様々な場所に対して手がかりを手に入れることができる技能だからです。
実際にあるプレイヤーは屋外を探索しているときにこの技能を使い、何かの足跡を見つけることができました。
「探索ってそんな大事なの」と思う人はいるかもしれませんが、シナリオの大半が探索するので、この技能を習得しておいて損はありません。
探索より戦闘したい人にはおすすめしませんが、戦闘より探索をしたい人には目星を習得するのがおすすめです。
以上でプロデューサーにおすすめの趣味技能について説明は終了です。しかし、実際にプロデューサーをキャラで遊んだみた人の感想も気になりますよね。
プロデューサーのキャラを遊んでみて思ったこと
プロデューサーのキャラを遊んでみて今思うことは行動に動機づけがしやすかったことです。
なぜなら、「番組のために行動する」という動機づけがしやすいからです。
実際に私が作ったキャラの場合は、TV番組の視聴率UPのために立入禁止の場所で探索していました。
「危険な場所を探索したくない」と思うかもしれませんが、無理をして危険な場所を探索する必要はありません。
ロールプレイしながら探索したくない人にはおすすめしませんが、危険な場所を探索する動機が欲しい人にはプロデューサーがおすすめです。
まとめ
最後に今回紹介した内容を簡単にまとめましょう。
プロデューサーでおすすめの職業技能
- 芸術/制作(演出)
- 心理学
- 対人関係技能
プロデューサーでおすすめの趣味技能
- 応急手当
- 図書館
- 目星
以上で、今回のページの内容は終了です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
このページを読んでいるみなさんが今回紹介したプロデューサーのキャラを作って遊びたいと思ってくれたら幸いです。
また、この記事で他の職業に知りたいと思った人はこちらの記事をご覧ください。
そして、この記事でクトゥルフ神話TRPGのルールブックについて興味を持った人はこちらの記事がおすすめです。
幸せなTRPGライフをお送りください!
今回の記事に使った参考資料です。
詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
TwitterでもTRPGに関する情報を発信していますので、よろしくお願いします。