クトゥルフ神話TRPGにはヴーア族という生物がいますが、どんな生物なのかわかりずらいですよね。
ここでいうヴーア族はクトゥルフ神話TRPGの神話生物を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神話生物をシナリオに登場させていましたが、ヴーア族は目が見えない神話生物としてよく取り入れていました。
このページではヴーア族とその特徴、ステータスについて解説します。
ヴーア族って何?
ヴーア族とはリン・カーターの作「羊皮紙の中の秘密」に登場した神話生物です。
この神話生物は日光が当たらない場所に棲んでいる色白で毛がない人型の怪物です。
その特徴から地下で登場することが多い神話生物です。
地下に棲んでいるエネミーをシナリオに使いたい人におすすめの神話生物です。
ヴーア族の特徴
ヴーア族には以下の特徴があります。
- 日光に弱い
- 音と臭いだけで狩りをする
- 様々な邪神を信仰する
それでは一つずつ説明していきます。
日光に弱い
1つ目の特徴は直射日光に弱いことです。
なぜなら、直射日光にさらされると体が焼けただれダメージを受けるからです。
この神話生物が日光に当たり続けると毎ラウンド1ポイントのダメージを受けます。
そのため、普段は日光が届かない地下に生息しています。
日光に弱いエネミーを登場させたいならヴーア族をおすすめします。
音と臭いだけで狩りをする
2つ目の特徴は目が見えないことです。
なぜなら、長い間地下で過ごした結果目が退化してしまったからです
あるシナリオでは、この神話生物は洞窟で反響した足音から探索者の位置を特定していました。
聴覚や嗅覚が進化したエネミーを使いたいならヴーア族がおすすめです。
様々な邪神を信仰する
1つ目の特徴はクトゥルフ神話の神格に信奉していることです。
なぜなら、邪神を満足させるために儀式や犯罪を行うからです。
あるシナリオではこの神話生物はアブホースを招来する儀式をしていました。
邪神や神格を崇拝するエネミーを登場させたいならヴーア族をおすすめします。
ヴーア族のステータス
ヴーア族のステータスは以下の通りです。
能力値:ロールor数値:平均
新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編より抜粋
STR:3d3×5:30
CON:(2d6+4)×5:55
SIZ:(2d3+3)×5:35
INT:3d6×5:50~55
POW:3d6×5:50~55
DEX:(2d6+6)×5:65
移動:8
耐久力:9
装甲:なし(直射日光は有害で毎ラウンド1ポイントのダメージを受ける)
正気度喪失:0/1d4
ヴーア族は人間のステータスより低いため、武器を使って単独で倒すことができるかもしれません。
ただし、地下で戦う場合、視界が真っ暗でどこから襲われるかわからないので、地上で戦うかランタンなどの照明器具を持っていくことをおすすめします。
まとめ
クトゥルフのシナリオで日光に弱いエネミーを登場させたいならヴーア族がおすすめです。
ただし、ヴーア族はあくまでクトゥルフ神話TRPGの神話生物を一つです。
クトゥルフの神話生物について知りたいなら新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1 クリーチャー編というサプリメントが必要です。
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