クトゥルフ神話TRPGにはアトゥという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうアトゥはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、アトゥはを地震をテーマにしたシナリオに取り入れていました。
このページではアトゥとそのカルト、能力について解説します。
アトゥってどんな神格?
アトゥとはクトゥルフ神話に登場するニャルラトホテプの化身です。
この化身は、人間ではなく未知の異界の種族との関わりの中で仮面をかぶるような姿をしているかもしれません。
過去にはアジアやアフリカ、そしておそらくオーストラリアに現れたことが確かです。
ある魔導書には「アトゥの種」に関する話が書かれており、この姿は単に一つの「種」に過ぎず、宇宙中に多くの種が存在しているようです。
すべての惑星に1つずつ種が存在する可能性もあります。
そして、複数の種が同じ場所に集まると地面を揺り動かし、大地を粉々にすると書かれています。
おそらくそれは、その惑星が完全に破壊されることを意味しているのでしょう。
この化身が現れると、地中から現れて地質を変え、人々を驚かせたそうです。
惑星を破壊する力を持っている神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
アトゥのカルトってどんなの?
この化身はカルト団体は存在しないと言われています。
しかし、一部の人々はアトゥを崇拝する祭りや儀式を行っています。
その目的は、この化身を地下に留めておくために行う場合もあれば、敵を破壊したり死をもたらすために呼び出す場合もあります。
入信の儀式は恐ろしいもので、四肢が切断されたり深い傷を負ったりするそうです。
これらの傷はメンバーたちにとって敬意の表れであり、アトゥが解放されるときの傷に似ているようです。
他には詳しいことはわかっていませんが、この姿は血まみれの舌で破壊をもたらすもう一つの姿かもしれません。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
アトゥの能力
アトゥの能力については以下の1つです。
- 地震
それぞれ説明します。
地震
この化身が地面から現れると、その地域では大きな地震が起こります。
地震の大きさはマグニチュードという尺度で表され、この化身が増やすことができます。
小さい地震から始まり、中地震、大地震、巨大地震、そして超巨大地震というように、レベルが上がるごとに地震の規模も大きくなります。
地震によって建物が揺れ、倒壊することもあります。
また、この化身の周囲では非常に高い熱や岩の塊が発生し、近くにいる人々はそれに襲われます。
熱からは6d6ポイントのダメージが、岩の塊からは3d6ポイントのダメージが与えられます。
この化身は地震の規模を増やすために20MPを消費します。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
地震を起こす神格に登場させたいならアトゥがおすすめです。
ただし、アトゥはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
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