今回の記事はこんな方におすすめの記事です。
- アフームザーについて知りたい
- アフームザーをオリジナルシナリオに登場させたい
アフームザーは北極に封印されている神としてシナリオに取り入れていました。
しかし、アフームザーって実際どんな神なのかわかりませんよね。
そこで、今回はアフームザーについて紹介します。
この記事では以下のことがわかります。
- アフームザーってどんな神なの?
- アフームザーをシナリオで使うならどう使うの?
私はクトゥルフ神話TRPGのシナリオを書いており、コミックマーケットやゲームマーケットにシナリオを出品しています。今回の記事はシナリオライターの視点から「新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.2 神格編」に基づいた情報をもとに、独自の視点と解釈を取り入れています。あらかじめ、ご理解した上でお楽しみください。
ここでいうアフームザーはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、アフームザーは北極に封印されている邪神としてシナリオに取り入れていました。
このページではアフームザーとそのカルト、能力について解説します。
アフームザーってどんな神?

アフームザーは、クトゥルフ神話に登場するグレート・オールド・ワンです。
この神は北極の氷の下に封印されています。
しかし、星辰正しき刻の時期になるとこの神が解放されると言われています。
この神の見た目は灰白色の炎です。
この神には以下の2種類の能力を持っています。
- 寒気のとばり: この能力は、この神の近くにいると凍らさせて破壊されます。そのため、防寒対策がない場合、即死の危険性が高いです。
- 心への接触: この神が相手の心に接触すると、クトゥルフ神話に関する知識を授かりますが、接触した相手の正気度が失われてしまいます。
そのため、この神に近づくと発狂したり、凍死したりする可能性が高いです。
ヴーアミ族やノフ=ケーなどの一部の種族では崇拝対象となっており、その影響は崇拝者の人格や生命観にまで及びます。
相手の精神に影響を与える神としてシナリオに登場させたいならアフームザーがおすすめです。
アフームザーをシナリオで使うならどう使うの?
個人的にアフームザーをシナリオに活用する際のアイデアを2つ紹介します。
- 北極で封印された神として登場させる
- 相手の精神に影響を与える神として登場させる
それでは、一つずつ紹介します。
北極で封印された神として登場させる
北極を舞台にしたシナリオに登場させたいならアフームザーを採用しましょう。
なぜなら、アフームザーが北極の氷の下で封印されているからです。
この神は封印が解かれると凍結するほどの寒気を放ち、近隣の環境や生物に甚大な影響を与えます。
例えば、この設定で考えられる展開は以下の通りです。
探索者たちが北極の厳しい環境で、アフームザーに関する古代の文献や儀式用具を見つけた。そして、封印が崩れかけたアフームザーの氷像があった。すると、封印が一部溶けてしまい、その氷像が割れてしまう。そこから凍てつく寒気が広がる中、その氷像の封印を修復しなければ探索者たちが凍結してしまう
北極の厳しい環境とアフームザーの能力を組み合わせることで探索者に現実離れした恐怖と生存の難しさを体験させることができます。
アフームザーは北極を探索するシナリオに最適です。
相手の精神に影響を与える神として登場させる
アフーム=ザーの「心への接触」能力を利用したシナリオは、探索者に正気度喪失と禁断の知識を体験させます。
その理由は、アフームザーは、近くにいる者の心に直接作用するからです。
この神の能力はクトゥルフ神話の知識を授ける反面、正気を失わせます。
このため、探索者はその力を利用するか、拒絶するかの選択に迫られます。
例えば、以下の内容はこの能力を活かしたシーンです。
探索者たちがある古代遺跡でアフームザーに関する文献や儀式を発見し、その内容に基づいて心への接触を試みた結果、アフームザーについて情報を手に入れた。だが、アフームザーについて知ったことで探索者たちは発狂してしまった。
アフーム=ザーの心への接触による効果を通じ、探索者たちに発狂するリスクと報酬の両方を体験させることができます。
以上でシナリオの活用法を終了です。
それではまとめに入ります。
まとめ
アフームザーは凍死させるほどの寒気を放ちつつ、相手の精神に影響を与える神です。
北極を舞台にしたシナリオにはアフームザーを登場させると探索者に緊迫感を与えやすくなるかもしれません。
ただし、アフームザーはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
アフームザーではなく、他のクトゥルフの神格について知りたいなら「新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.2 神格編」というサプリメントが必要です。
そのサプリメントについて知りたい方はこちらの記事でまとめています。