クトゥルフ神話TRPGにはアフームザーという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうアフームザーはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、アフームザーは北極に封印されている邪神としてシナリオに取り入れていました。
このページではアフームザーとそのカルト、能力について解説します。
アフームザーってどんな神格?
アフームザーとはクトゥルフ神話に登場するグレード・オールド・ワンです。
この神格は灰白色の炎で、病的で冷たく有害な光を放ちます。
この神格は北極の氷の下に封印されているとされています。
そこで、同胞たちと共に星辰正しき刻が来るまで解放されないと言われています。
また、この神格とグレート・オールド・ワンのクトゥグァとの関連についても意見が分かれています。
ただし、人間の学者たちは地球にとらわれた考えを持つ傾向があるため、宇宙的真実が隠されたりあいまいになったりしてしまう可能性があります。
星々を調べることができるようになるまでは、はっきりとした答えは得られないでしょう。
北極に封印されている神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
アフームザーはどこで遭遇するの?
この神格はとても冷たく危険な存在です。
近づくと体が凍ってしまい、即死するかもしれません。
もしこの神格の一部が現れた場合、建物も壊れやすくなる恐れがあります。
アフームザーとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
アフームザーのカルトってどんなの?
この神格はカルト的な組織ではないが、過去にはヴーアミ族によって崇拝され、現在もノフ=ケーによって崇拝されています。
この神格を目にした者は、心に洞察を得たり、変化したりする可能性があります。
この神格が宇宙的真実をささやきかけることもあるかもしれません。
このように触れられた者は、人格が変化して他者に対して冷たくなります。
また、この神格の影響を受けた者は、地球上の生命が無意味であると絶望します。
その結果、全ての生物が死ぬ手段を追い求めるようになる可能性があります。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
アフームザーの能力
アフームザーの能力については以下の2つです。
- 寒気のとばり
- 心への接触
それぞれ説明します。
寒気のとばり
寒気が出ていて、その中にいる人はペナルティーがあります。
肉体的な技能やDEXに基づくアクションをするときに1つのペナルティー・ダイスがあります。
さらに、ハードのCONロールに成功しないと、毎ラウンド[1D4+1]ポイントのダメージを受けて、5ポイントのCONを一時的に失います。
しかし、失ったCONは1日ごとにポイントが回復します。
この寒気の範囲は、1MPを使うと、その神格の周りに半径1.6キロメートル広がります。
1MPをさらに使うと、1時間の間、効果が続きます。
この神格に触れると、物体は凍って壊れます。
でも、防寒服を着たり、車内や暖房の効いた建物の中にいると、ある程度守られます。
例えば、暖かいコートを着たり、暖房が効いた車内にいると、ボーナスダイス1つを与えます。暖房の効いた建物の中にいると、ボーナスダイス2つを与えます。
心への接触
この神格は、5MPを支払って心に接触することができます。
相手の心が開かれると、クトゥルフ神話の技能ポイントが1D10ポイント増加し、同時に1D10+2正気度ポイントを失います。
何度も接触することで、<クトゥルフ神話> 技能ポイントが増えます。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
寒さで攻撃する神格に登場させたいならアフームザーがおすすめです。
ただし、アフームザーはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
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