クトゥルフ神話TRPGには彼方よりのものという生物がいますが、どんな生物なのかわかりずらいですよね。
ここでいう彼方よりのものはクトゥルフ神話TRPGの神話生物を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神話生物をシナリオに登場させていましたが、彼方よりのものは人間を食べるエネミーとして取り入れていました。
このページでは彼方よりのものとその特徴について解説します。
彼方よりのものってどんな神話生物なの?
「彼方よりのもの」とは、「アストラル界の寄生虫」という異名を持つクトゥルフ神話TRPGに登場する神話生物です。
この怪物は、人間が見ることができない別の世界にいます。
そのため、普段は見えず、攻撃された時にしか気づかれません。
この怪物は2種類に分かれています。
1つは無害で好奇心旺盛なもので、もう1つは食べ物を狩ることに特化したものです。
後者は人間の一部を食べようとし、大きなものは人間を丸ごと食べます。
どちらにしても、この怪物が食べたものは彼ら自身の一部になることがあります。
彼らは特定の呪文を使って物理的なダメージを与えることができますが、ほとんどの呪文は失敗します。
なぜなら、彼らは現実の世界には部分的しか存在していないためです。
これらの怪物は人間の正気度を奪うことがあり、特定の呪文を使って攻撃することができます。
人間を堕落させるエネミーを使いたい人におすすめの神話生物です。
彼方よりのものについての説明は以上です。
次の攻撃手段について紹介します。
彼方よりのものの攻撃手段
噛みつき
1つ目は噛みつきです。
これは彼方よりのものの口を使って探索者から肉の塊を噛み切る攻撃です。
この攻撃は自分を知覚できる人間にしか攻撃しません。
1ラウンドの攻撃回数は1回であり、その成功率は50%です。
この攻撃が成功すると相手に1d4+ダメージボーナスのダメージを与えます。
潜り込み
2つ目は噛みつきです。
これは彼方よりのものが人間の体内に入る攻撃です。
攻撃を受けた人はその生き物が自分で出るか、または取り除かれるまで、自分の体の中に潜んだままになります。
体内にいる生物を除去するには、新鮮な肉を近くにおいたり、手術で取り除いたりしなければなりません。
一旦中に入ってしまうと、この生き物は宿主から血を吸うことができます。
1ラウンドの攻撃回数は1回であり、その成功率は40%です。
この攻撃が成功すると相手に1d6のダメージを与えます。
吸収
3つ目は吸収です。
この攻撃は1日1回人の体の中に入ってきたときに行う攻撃です。
この攻撃は1日1回、SIZを除くというステータスから1~6ポイント分吸い取ります。
SIZは数値を半分になるまで、1日に1ポイント減っていきます。
彼方よりのものが体内にいると、体内の数が増えるほど、吸われるポイントも増え、体力も減っていきます。
体内にいると、異次元のものを感じたり見たりすることができますが、体外に出ると感じることはできなくなります。
でも、吸い取られる効果は続きます。
体内の生き物を取り除くには、新鮮な肉を近くに置いたり、手術で取り除いたりする必要があります。
手術をすると、1~6ポイントのダメージを受けることがあります。
体外にいる場合は、呪文を使って破壊したり、追い払ったりすることができます。
1ラウンドの攻撃回数は1回であり、その成功率は40%です。
この攻撃が成功すると相手に1ポイントのSIZ、1d6のポイントのSIZ以外のステータスを失わせます。
以上で彼方よりのものについての紹介は終了です。
終わりに
人間の体内に潜るエネミーに使いたいなら彼方よりのものがおすすめです。
ただし、彼方よりのものはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神話生物を一つです。
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