クトゥルフ神話TRPGにはファロールという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうファロールはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、ファロールは消えない炎を与える邪神としてシナリオに取り入れていました。
このページではファロールとそのカルト、能力について解説します。
ファロールってどんな神格?
ファロールとはクトゥルフ神話に登場する唯一の存在、下級のオールド・ワンです。
この神格についての知識は少なく、人々の現実の外、別の次元にいると言われています。
この神格は怒りを持つ存在であり、何かしてもらおうとするなら、原初的な怒りを鎮めなければなりません。
この神格は人類について無知であり、地球に興味があるわけではありません。
ただし、この神格が現実の世界に近づく可能性があるため、脅威と考えられます。
この神格が来ると、次元をほつれさせ、現実を狂わせる可能性があるため、注意が必要です。
常に怒っている神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
ファロールはどこで遭遇するの?
この神格を見たい人は、門をくぐったり別の次元をのぞいたりすると、その可能性があります。
この神格も見ている人に気づいて、何者かに興味を持つかもしれません。
「ファロールの探求者」というグループは、クトゥルフ神話に関する書物やアーティファクトの研究者や持ち主に出会うかもしれません。
ファロールとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
ファロールのカルトってどんなの?
「ファロールの探求者」というグループがいて、彼らはこの神格を崇拝しています。
このグループは、魔術師たちで構成されており、特定の書物から知識を得ています。
この神格は神話的な文献や呪文、アーティファクトを入手しようとしています。
しかし、彼らのやり方が恐喝や脅迫、殺人を含む危険なものになっています。
このグループは人間を生け贄にすることもあると言われています。
このグループは人々にとって未知の存在であり、クトゥルフ神話の特定の種族はこの神格を知っている可能性があるとされています。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
ファロールの能力
ファロールの能力については以下の2つです。
- 不吉な炎
- 禁じられた知識
それぞれ説明します。
不吉な炎
どこでもその存在が現れると、周りの地面や物が焼け焦げてしまいます。
また、この存在が触れるだけで近くの物が簡単に燃えるようになります。
この異次元の火は、水や砂、薬品などを使っても消すことができません。
さらに、酸素がなくなっても消えない。この火は、この神格が去ってから1d4分かけて少しずつ弱まり、最終的には消えます。
もし閉鎖空間にいる場合、この炎はすべての酸素を使い切り、CONロールに失敗すれば気絶してしまいます。
救助がない場合、死んでしまう可能性もあります。
禁じられた知識
この神格はクトゥルフ神話に関する知識を与えることができます。
しかし、その知識を得るためには、正気度を失うことになります。
クトゥルフ神話の技能を1ポイント成長させるためには、正気度を3ポイント失わなければなりません。
また、1つの呪文を習得するためには、1D4+1の正気度ポイントを失います。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
クトゥルフ神格の知識を与える神格に登場させたいならファロールがおすすめです。
ただし、ファロールはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
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