ユトグタってクトゥルフではどんな神格なの?

神格

クトゥルフ神話TRPGにはユトグタという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。

ここでいうユトグタはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。

私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、ユトグタはムー大陸が舞台のシナリオに取り入れていました。

このページではユトグタとそのカルト、能力について解説します。

ユトグタってどんな神格?

ユトグタとはクトゥルフ神話に登場するグレート・オールド・ワンです。

この神格はゾスという場所で生まれたと言われています。

昔、クトゥルフという神格の後を継いで、ムーという場所の支配者になりました。

その後、イエーの都市に住むようになったのです。

イエーの都市は、ルルイエという場所と何かしらの関係があるらしいです。

ある部族は、ユトグタを信仰に取り入れ、その生き残りは今でも月の暗闇の中で生け贄をささげていると言われています。

でも、ユトグタはクトゥルフとは違って、夢を見せたり、影響を与えたりすることがほとんどないとされています。

だから、ユトグタの考えや目的を知る人はあまりいません。

イエーやムー大陸に登場する神格に使いたい人におすすめの神格です。

ユトグタはどこで遭遇するの?

この神格はルルイエの遺跡を探索中に不思議な入り口に遭遇することがあるかもしれません。

その通り道を通ると、イエーとユトグタの眠る場所に移動してしまう可能性があります。

また、深きものやユグ、ヴーアミ族などに遭遇した人は、このオールド・ワンに生贄としてささげられることがあるかもしれません。

ユトグタとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。

ユトグタのカルトってどんなの?

「ユトグタ」という神様を信じる人たちが、世界中の様々な場所で崇拝しています。

多くの場合、この神格は偉大なるクトゥルフをたたえる儀式や式典で賞賛されるだけで、実際にはあまり信仰されていないことが多いです。

その中で「伸びる手」というカルトは、この神格を信じる者の中でも特に悪名高く、多くの残忍な犯罪を犯してきました。

一方、アメリカ東部や海岸部の一部の町では、ユトグタ崇拝の証拠が見られます。

また、ヴーアミ族からもこの神格への崇拝があることが分かっています。

これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。

ユトグタの能力

この神格の能力については以下の2つです。

  • 偶像による出現
  • 精神投影

それぞれ説明します。

偶像による出現

この変わった灰緑色の石から作られた小さな像は、地球がまだ若かった頃に星から落ちてきて、ユトグタの意図を何らかの形で保持したり、送信したりすると信じられています。

この像のそばで寝ると、夢の中でイエーという町に行くことになるんだけど、その夢を見ると気が狂う人もいるから、気をつける必要があります。

この像を持っている人は、毎晩、POWロールをしなければなりません。

その判定に失敗すると、ユトグタという神とつながってしまい、気が狂う危険があります。

気が狂った人は、この神の手先になってしまい、正気に戻すのが難しくなることがあります。

精神投影

この神格に遭遇するとPOWロールを行う必要があります。

その判定に失敗したら、ユトグタは普通よりも10倍大きく見えて怖く感じます。

そして、4D4/4D10の正気度チェックを行います。

その恐ろしいイメージから逃れるために、次のラウンドにPOWロールにイクストリーム成功しなければなりません。

でも、ユトグタは別の幻覚を作って、人を騙したり、傷つけたりすることがあります。

キーパーは、その幻覚に合わせて、適切な正気度を失わせるように決めても構いません。

もし失敗しても、後でイクストリームのPOWロールで抵抗することができます。

以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。

まとめ

偶像で出現したり武器を使用不能にしたりする神格使いたいならユトグタがおすすめです。

ただし、ユトグタはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神話生物を一つです。

クトゥルフの神話生物について知りたいなら新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.2 神格編というサプリメントが必要です。

そのサプリメントについて知りたい方はこちらの記事でまとめています。

この記事を書いた人
りつか

はじめまして!
雑貨店セイランでシナリオライターとして活動している【りつか】と申します。

・新作TRPGシステムの紹介
・TRPG関連書籍の紹介

など、TRPGに関する役に立つ情報を発信しています。

りつかをフォローする
神格
スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました