クトゥルフ神話TRPGにはナグとイェブという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうナグとイェブはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、ナグとイェブはクンヤンの民に崇拝されている邪神としてシナリオに取り入れていました。
このページではナグとイェブとそのカルト、能力について解説します。
ナグとイェブってどんな神格?
ナグとイェブとはクトゥルフ神話に登場するグレード・オールド・ワンです。
この神格はヨグ=ソトースとシュブ=ニグラスの交わりから生まれたと言われています。
この神格は触肢や目、口を持つが、渦を巻く蒸気のように見えます。
この神格はイアン=ホーの都市の上に浮かぶ漆黒の太陽の中に存在しています。
この神格は閉じ込められた漆黒の太陽の中に存在しており、自己意識を持つ完全な成体になると世界の終わりを告げる前兆となると言われています。
この神格は怪物たちを生み出し続け、時には崇拝者や犠牲者と交わることもあります。
この神格の子供たちは黒い軟体の塊で、よだれを垂らして歯ぎしりする口を複数持ち、多数の四肢を持っています。
この神格はほとんど外に影響を与えないが、漆黒の太陽が破壊されると、2体がそれぞれ個として存在するようになるまで、この神格は一体であり続けます。
怪物を生み出す神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
ナグとイェブはどこで遭遇するの?
クン=ヤンには、地下世界につながる隠し扉がありました。
その先には、この神格を祭る聖堂や遺跡があるだけじゃなく、崇拝者たちと会うことができるかもしれません。
でも、この神格は自分たちの領域に侵入してきた人たちを生け贄にしてしまうことがあるから、気をつけなくちゃいけません。
もしも、この神格を直接見たいと思うなら、クン=ヤンを抜けて、イアン=ホーに通じる隠された道を見つける必要があります。
でも、その先には多くの脅威が待ち受けているから、危険な冒険になるかもしれません。
ナグとイェブとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
ナグとイェブのカルトってどんなの?
クン=ヤンの民は、この神格という神を崇拝しています。
その民族が住んでいる地域には、ナグとイェブを祭る聖堂がたくさんあります。
その聖堂は黄金でてきており、そこで恐ろしい乱交の儀式を行っています。
しかし、多くの聖堂は今では廃墟になっています。
クン=ヤンの世界の外では、この神格への崇拝はまれであり、組織的なカルトは存在しません。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
ナグとイェブの能力
ナグとイェブの能力については以下の1つです。
- 落とし子
それぞれ説明します。
落とし子
この神格の落とし子は、黒い柔らかい物質の塊です。
その姿は多数の口を持ち、よだれを垂らし、触手やかぎ爪のような多数の不釣り合いな四肢を持っています。
落とし子は、8ポイントの耐久力を持っており、1ラウンドに2回攻撃し、それぞれの攻撃のダメージは1D6ポイントです。
以上で能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
落とし子を生み出す神格に登場させたいならナグとイェブがおすすめです。
ただし、ナグとイェブはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
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