クトゥルフ神話TRPGにはヴォルヴァドスという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうヴォルヴァドスはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、ヴォルヴァドスはテレパシーを使う邪神としてシナリオに取り入れていました。
このページではヴォルヴァドスとそのカルト、ステータスについて解説します。
ヴォルヴァドスってどんな神格?

ヴォルヴァドスとはクトゥルフ神話に登場する旧き神です。
この神格は宇宙の真空を歩く存在で、心霊的なテレパシーを通じて交信することができます。
この神格は、ある種の守護者と見なされ、手を差し伸べることがあります。
そのため、助けを求める請願を快く聞き入れることがあります。
けれども、時には理不尽で悪意ある存在のようにも見えます。
ほとんどの場合で遠くから働きかけることを好むため、物理的に出現することはまれです。
そして、現在眠っているかもしれず、夢の中でしか呼び覚まされない可能性があります。
テレパシーを行う神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
ヴォルヴァドスはどこで遭遇するの?
地球ではこの神格についての知識はほとんどなく、交信したり招来したりする方法を見つけることは困難です。
しかしながら、特定の文献でこの神格についての情報を見つけることができ、夢やドリームランドでの出会いによっても知ることができます。
瞳の教派というグループが存在し、この神格は自分たちの秘密や存在意義を守るために活動しています。
この神格は外なる神やオールド・ワンのカルトに対抗する者を援助することもあります。
ヴォルヴァドスとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
ヴォルヴァドスのカルトってどんなの?
この神格について、地球ではほとんど知られておらず、瞳の教派というグループ以外には崇拝する組織が存在しません。
瞳の教派は古代エジプトで結成されたと主張しており、彼らは人目を避けるようにして自分たちの存在を隠しています。
この神格の目的ははっきりとはわかりませんが、オールド・ワンの復活を企てる者たちやカルトのたくらみを阻止するために行動することもあります。
一方、異世界では、この神格はよく知られており、この神格に崇拝するための神殿や司祭が置かれています。
地球は、外宇宙の異界の種族にとってはこの神格よりもオールド・ワンが重要な存在と見なされている。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
この神格のステータスは次の章で紹介します。
ヴォルヴァドスのステータス、能力
ヴォルヴァドスのステータスは以下の通りです。
能力値:ロールor数値:平均
新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.2 神格編より抜粋
STR:225
CON:210
SIZ:140
POW:375
DEX:100
移動:10
耐久力:35
装甲:なし。
この神格は、1MPを消費すると1ポイントの装甲を得る
1MPを使って1d3ポイントの耐久力を再生する。
耐久力が0になると、この神格は消えて緑色の炎にのみ込まれる。
その後、1d100日後に宇宙のどこかで再び現れる。
正気度喪失:1d6/2d10
ヴォルヴァドスはMPを消費することで耐久力を回復したり、装甲を増やすことができます。
もし、この神格と戦う場合、儀式や退散の呪文で対処することをおすすめします。
そして、ヴォルヴァドスの能力については以下の3つです。
- 姿を変える
- 過去
- 真実を見る
それぞれ説明します。
姿を変える
この神格は簡単に姿を変えることができます。
また、人々の思考や記憶から読み取った姿に変身することもできます。
過去
人間を含むほかの存在を退けることができます。
この神格が来た場所へ戻るよう仕向けます。
退却させるにはこの神格が対象との対抗POWロールに成功しなければならりません。
この神格は10MPをコストとして支 払うことでボーナス・ダイス1つを得ます。
真実を見る
いかなる偽装、計略、不明瞭さでも見破り、真実を明らかにできます。
思考をのぞき、その者の言葉や価値基 準における真意を見分けることも含まれます。
以上でステータスや能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
姿を変える神格に登場させたいならヴォルヴァドスがおすすめです。
ただし、ヴォルヴァドスはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
クトゥルフの神格について知りたいなら新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.2 神格編というサプリメントが必要です。
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