クトゥルフ神話TRPGにはイブツトゥルという神がいますが、どんな神なのかわかりずらいですよね。
ここでいうイブツトゥルはクトゥルフ神話TRPGの神格を指します。
私はクトゥルフ神話TRPGで他の神格をシナリオに登場させていましたが、イブツトゥルは多くの知恵を持っている邪神としてよく取り入れていました。
このページではイブツトゥルとそのカルト、能力について解説します。
イブツトゥルってどんな神格?
イブツトゥルとはクトゥルフ神話に登場するグレート・オールド・ワン、外なる神、唯一の神です。
この神格は研究者たちの間で議論されており、グレート・オールド・ワンや外なる神など様々な見解があります。
その真相は分かっておらず、宇宙の神々の分類を試みる者にとって、一つの存在とされることもあります。
この神格は宇宙の動かざる記録者であり、下位の存在の生にはめったに介入しない存在だとも言われています。
一部の魔術師たちは、この神格と接触するための秘密の呪文を知っているが、これは危険な魔術であるとされています。
この神格とヨグ=ソトースには何らかのつながりがあるとも示唆されているが、その真相は不明です。
ヨグソトースに関する神格をシナリオに使いたい人におすすめの神格です。
イブツトゥルはどこで遭遇するの?
この神格についての禁じられた魔法書に触れる人々が、この神格に関する多くの言及に出会うことがあります。
しかし、この神格に接触しようとすることは、憑依や堕落のリスクを伴います。
また、この神格の有害な血は、あらゆる種類の災厄の根源になる可能性があります。
たとえば、人々が堕落させられるドラッグから、健康への影響まで、彼の力は深刻な影響を与えることがあります。
イブツトゥルとの遭遇について以上です。
次の章ではカルトについて紹介します。
イブツトゥルのカルトってどんなの?
昔、この神格が崇拝されていたが、今は生き残っているカルトはほとんどありません。
現代で最も重要なカルトは「チャムアのカルト」です。
このカルトは小さなグループがつながったもので、アフリカと近東で活動しています。
また、この神格を信仰する者は、個人的に魔術を実践したり、夢や伝承を通じて接触を試みたりします。
魔術に関わる人々は、イブ=ツトゥルの黒いミルクに接触したいという欲望が強いです。
これにてこの神格のカルトについて説明は終わります。
この神格のステータスは次の章で紹介します。
イブツトゥルのステータス、能力
イブツトゥルの能力については以下の3つです。
- 黒きもの
- 偉大な知恵
- 夜鬼
それぞれ説明します。
黒きもの
武器や祝福として使われるもので、自分の血を使って対象を攻撃します。
攻撃された対象は、雪片のような黒い血で覆われ、ダメージを受けます。
対象は、CONロールを行い、次のラウンドで再びダメージを受けます。
黒きものは、イブ=ツトゥルによって解除されたり、流水に浸したりすることで破壊されます。
また、黒きものは、宿主に憑依することもでき、憑依された宿主は完璧な変装をすることができるが、目は真っ黒になります。
偉大な知恵
この神格はとても賢く、知識を欲しがる人にその知識を与えることがあります。
しかし、知識を得るためにはこの神格の乳首から黒いミルクを吸わなければなりません。
その際には夜鬼と戦う必要があります。
成功すれば、探索者が欲しい知識を得ることができるかもしれません。
夜鬼
この神格が常に1d100+10]体の夜鬼がつき従っています。
そのうちの1d10体はこの神格の命令に従うよう指示されるかもしれません。
その他の夜鬼は黒いミルクを吸うことに夢中になっています。
以上でステータスや能力についての紹介は終了です。
それではまとめに入ります。
終わりに
賢い神格に登場させたいならイブツトゥルがおすすめです。
ただし、イブツトゥルはあくまでクトゥルフ神話TRPGの神格を一つです。
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